端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

映 画

2010-12-02 | Weblog
映画と聞くと 私の世代では 特別な 想いがあります。
戦後の 混乱を引きずり まだ皆が貧しかった頃 楽しみは映画でした。

高校生になって 好きな映画が見れるようになってはじめてみたのは <赤い風車>でした。
洋画に憧れチャンバラ映画で 正義を学び 母物映画で涙を流していました。

時代劇あり ロマンチックな洋画あり 深刻な推理映画など 筋の通らない見方をしていましたが それぞれ友達と行くのですから 色々な映画を見ることになるのです。

大人になって 子育ても息抜きできるようになって 見に行っていたのは<寅さん>
の映画です。

最後の映画<紅の花>以後は 見ることも出来ません。
映画館で 観客と一緒に 笑いを共有して 寅さんの映画はいいのです。
一人でくすくす笑っても 寂しいものです。

盆とお正月に 見ることもありませんが なんと今度の正月一週間 街の映画館で
上映されるのを見つけました。
四本の作品を 時間をずらして一週間です。

ビデオで見れば済むことですが やっぱり映画館で 「おい オバちゃん元気か
神経痛は出てないか」と 言ってもらいたいのです。

優しい言葉を掛けてくれる 男性 私には寅さんしか居ません。

お正月 寅さんに合えるのが楽しみです。


コメント (2)
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