私の世代 手紙が主流の世代です。
携帯を 使いこなしているというものの おかんメールです。
そんな 友人から 手書きの文字で埋め尽くされたお便りをいただくと 私の返事も パソコンで印刷というのは 許されません。
そこで やっぱり 姿勢を正して 万年筆で ハガキをしたためます。
何年も使っている 私の万年筆 モンブランです。
このところ くたびれはじめ インクもとぎれとぎれで 困っていました。
ぬるま湯を用意し お湯につけ きれいに掃除 再びインクを つけてみましたが ペン先が太くなり 書く文字のインクの量が多すぎる。
書いた文字を 昔は吸い取り紙で 押さえていましたが 今ティシュで 押さえています。
そして にじみが多くなり 袖がかかって にじみ 52円が フイになるのです。
先日デパートに 用事があり出かけたついでに 今どきの 万年筆を 見てみましたら ありました。
安くて 野口英世さんが 一枚。
試し書きしてみましたら 何ともいい具合です。 パイロットです。
下手な字を 綴るのには十分です。
いくつになっても 女を主張しているのか 赤を買ってしまいました。
青春時代に もっともっとラブレターを書いていたら きっと文章も字も上手になっていただろうと 悔やんでいます。