昨夕 友達がトウモロコシを2本 持ってきてくれました。
子供の頃 田んぼのあぜ道に 田舎では自家用に植えてあるのを
よく見ていました。
いつの頃からか 高級なおやつに変身し 産直などでは箱詰めで
マダムたちの 熱い視線を集めています。
縫物友達と毎週集まっていた時 一人が
「スイートコーンの収穫が始まったので当分休むよ。」
と この時期宣言していました。
甘みを保持するため 収穫は朝暗いうちから始まり 午前中には
都会に向けて出荷です。
「畑は 朝は濡れているじゃろ」 と言ったら 「なに 私は朝飯炊きよ。」
と笑っていました。
頃合いを見て 作業小屋でにぎやかな朝ご飯のようです。
日本が 戦争を終わらせた夏 小学一年生だった私 トウモロコシを見るたび
本当の空腹や 本当の人間の暖かさを 学んだ気がします。
スイートコーンのように 甘くなくもっちりして 腹ごたえのあるあの頃の
トウモロコシに 会いたいと この時期思い出します。