端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

トートバック

2010-12-13 | Weblog
バックが出来上がりました。
私にとって 何より嬉しい出来上がりです。

サイボーグ状態の左手 「飛行機に乗るとき 金属探知機に反応するよ」と周りの
人に 冗談を言われるほどに回復していますが それでも縫い物は 元通りには
動きません。
休み休み 左手をなぜつつ 右手で縫い針を動かしていますが いかに左手の
動きが 大事か思い知らされています。



それでも やれば出来る の思いを強くしています。



このバックのピース 180枚です
2枚づづ同じものをつなぎ 配置して 縫い合わせています。

全体にキルトをしましたが 色合いが 手持ちの布だけでしましたので今一です。



裏布に 素敵なものを使っていますが 写真では綺麗に出ていません。

左手の 機能回復7割り 心の回復6割りでしょうか。
袋作りが軌道に乗れば 心も段々回復するでしょう。

それにしても 整形外科の先生は すごいですね。
このバック 幅38cm  深さ32cm 底の幅13cmです。

花岡 瞳さんの 本を参考にして 作りました。
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寝押し

2010-12-12 | Weblog
夕方 洗濯物にアイロンを掛けていて ふと思い出しました。

学生の頃 制服はひだスカートの セーラーでした。
今は 見かけることもありません。

冷たい 冬の夜 休む前に 布団を二つに 折りスカートを置いて ヒダを整え
布団を戻して 一晩の寝押しです。

布は ウールですから 雨などに遭遇すると ヒダは消え 見るも無残でした。
丁寧に 寝押しをしても 寝相の悪かった翌朝は 悲惨なものでした。

スカートの寝押しをして 明日着る洋服は枕元に たたんで寝ていました。

着物を縫っていた母は 出来上がるとやっぱり寝押しをしていました。

今は 色々な布があり プリーツやヒダも取れないものになっています。
安いクリーニング屋さんもあり アイロンを掛けることも 少なくなりました。
まして 寝押しなどと 言っても 分かってもらえないかも知れません。

先日 お歳暮の手配に デパートに行った折 地下のエスカレーターの前は
クリスマスの お菓子売り場になっていました。

可愛い チョコレート菓子の誘惑に負けて 買ってしまいました。


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一文字

2010-12-11 | Weblog
今年の 世相を現す 漢字が今日の新聞に 載っていました。
<暑> <中> <不> <乱> <異> と続いていましたが 一文字の漢字で 意味が通じる
日本の文字は 素晴らしいと改めて 感心しています。

爺と婆の平凡な暮らしも 今年を振り返ってみれば 色々ありました。

<傷> <災> <老> <腰> <膝> <病> と続ければどんどん 出てきます。

来年干支はウサギ 私の干支です。何かいいことでもあればと思うのは おごりです。
平凡な 毎日であればと 願うばかりです。

このところの急な寒さで 庭の万両 気の抜けたような色をしていましたが
今朝は 見事な実の色になっています。
 
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爺 弁

2010-12-10 | Weblog
私の地方の方言で <目上がっている> と言うのがあります。
意味は 周りより目立つ行動をとったり 目立ちたがりを言うようですが
其の裏には 実が伴わないことも 意味しています。

そんな私の県 張り切って登場の 知事あっさり 一期で やめられるそうです。
皆さんそれぞれの意見ですが それはそれとして 昨日次の知事候補者の受付 
締め切りでした。

四人の立候補者があり 今日からは期日前投票が始まりました。
小さな町の 選挙のお手伝いをしている 穴熊さん 今朝早くから 女房の弁当
持参で 出かけました。

久しぶりの 弁当夕べの残りを詰め合わせて 爺弁当です。
出前や 弁当やコンビにも近くにあるのに 古い人間には 通用しません。

世間の民主主義は 心得ていても 我が家の民主主義は まだまだのようです。
今朝は この冬一番の 寒さです。
其の分 朝日はまぶしく 空は真っ青な青空です。
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2010-12-09 | 食べ物
お歳暮で届いた <ヤマサちくわ>屋さんの 練り物セットの中の板かまぼこ 
一人で食べる夕食代わりの 蕎麦に 一寸使いたくて 開けました。



大ぶりの かまぼこは 立派なものです。
その 立派なかまぼこの 乗っている板に これまた吃驚してしまいました。
なんと 正目の厚さ2cmほどです。
きちんと並んだ 年輪は20本ほど どっちが南側で 立っていたのだろうかと
裏返したり なぜたりして 見とれていました。

そんな話を聞いていた穴熊さん 
「昔から かまぼこ板には モミの木の無節の 立派なものを使っていたものだ」
と一言。

いつも私が買う スーパーのかまぼこなんぞ 板にも乗っていません。
板は 無駄だし 資源の保護をとの消費者の声を 反映してのことでしょうが
何か 一寸違う気が私はします。

森が 荒れていると聞く昨今 目先だけのことではなく ながーい目で見なければならないことも ありそうな気がします。

久しぶりに 本物のかまぼこを見ましたが これから年末に向けて スーパーで
まだまだ 立派な 本格派の かまぼこを 見ることになるでしょう。
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多 忙

2010-12-07 | Weblog
12月になって 挨拶も「忙しいでしょう?」 と言葉を交わすことが多くなりました。

爺と婆の二人暮らし 特別忙しくもなく 暇でもなく 過ごしていますが 
<忙しいですね >と返事すれば 年寄りが何をバタバタしているのだろうと 
思われそうだし <暇ですよ>答えれば 天邪鬼のようだし 困ったものです。

学生の頃テスト前に 「勉強した?」と 友達に聞くと 「全然してないよ」の返事に安心していると 其の友達が トップだったりして 悔しい思いをしていました。

忙しさが 売り上げにつながる 友人は「暇よ」といいつつ 駆けずり回り
結構 儲けていました。

忙しいでしょう と声を掛けられたら 一呼吸して 返事することにしましょう。

毎年 九州場所終了後に 私の町の 温泉の横の広場に 陸奥部屋が合宿にやってきます。
幟が立てられ 髷を乗せた若い衆が 目につきます。
朝の稽古が 見れるので お年寄りや子供たちが 声を掛けています。

それにしてもお相撲さんは 近くで見ると大きいですね。

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大 豆

2010-12-05 | Weblog
初冬のこの時期 農家の庭先では 収穫した大豆が広げられています。

枝やさやのままの大豆は 干しあがれば はじけてころころの豆が飛び出しますが
大きい殻は 簡単に取り除き出来ますが 小さな殻やごみを取り除くのは 結構手間
暇がかかります。

昔の人は それなりの道具で簡単に 選別していましたが 今はすべて機械になって
箕等使って起用に 選別する人も少なくなりました。

そんな獲れたての大豆を頂きました。
30分ほど 水にひたし 夕べからストーブの上に乗せ 今朝又ストーブの上で
ゆっくりした火で煮ました。

煮あがってお砂糖と 少しのお醤油で味付け 又ストーブの上に乗せて 出来上がりです。

ほっくりとして 美味しい煮豆です。
寒い日のストーブは これから大活躍 何か鍋を乗せないと 勿体無い気のする
貧乏性です。
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忘年会

2010-12-04 | Weblog
12月に入り 新聞と共に届くチラシ おせち 忘年会 の案内が多くなりました。
毎年参加していた プールの忘年会も 今年は欠席しました。

若い頃は 職場や 趣味の会など 片手でも足りないくらい忘年会に参加していましたが
今は 全然ありません。
押し詰まって ご近所同士の忘年会がささやかに 集会所で開催されるのに参加するだけです。

若いときは 色々な悩みを抱え 忘年会で忘れなければ 新しい歳が迎えられないのでしょうが この歳になれば 忘れることのほうが多くて 忘年会を重ねた日には どうなることやらと 危惧しています。

若い頃の忘年会は 大きな広い料亭でした。
カラオケもなく 末席で上司の下手な 歌を聴かされていました。
それにしても 昔は芸達者な人が多かったような気がします。

割り箸やタオル 座布団 などで 腹を抱えるようなかくし芸を 披露していました。
今時は 居酒屋や小さな会場が多いのでそんなことも無いのでしょう。

年齢を重ねるごとに 出無精になっています。
確実に 高齢者です。 
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映 画

2010-12-02 | Weblog
映画と聞くと 私の世代では 特別な 想いがあります。
戦後の 混乱を引きずり まだ皆が貧しかった頃 楽しみは映画でした。

高校生になって 好きな映画が見れるようになってはじめてみたのは <赤い風車>でした。
洋画に憧れチャンバラ映画で 正義を学び 母物映画で涙を流していました。

時代劇あり ロマンチックな洋画あり 深刻な推理映画など 筋の通らない見方をしていましたが それぞれ友達と行くのですから 色々な映画を見ることになるのです。

大人になって 子育ても息抜きできるようになって 見に行っていたのは<寅さん>
の映画です。

最後の映画<紅の花>以後は 見ることも出来ません。
映画館で 観客と一緒に 笑いを共有して 寅さんの映画はいいのです。
一人でくすくす笑っても 寂しいものです。

盆とお正月に 見ることもありませんが なんと今度の正月一週間 街の映画館で
上映されるのを見つけました。
四本の作品を 時間をずらして一週間です。

ビデオで見れば済むことですが やっぱり映画館で 「おい オバちゃん元気か
神経痛は出てないか」と 言ってもらいたいのです。

優しい言葉を掛けてくれる 男性 私には寅さんしか居ません。

お正月 寅さんに合えるのが楽しみです。


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