今日は本当に うれしい一日でした。
ギャラリーしんとみで 開催中の 手作りマーケットに参加していますが 本日は最終日でした。
知人や 顔見知りの方が 見えるので 出来るだけ 顔を出し お客様と おしゃべりしていますが なんと ギャラリーの玄関にタクシーが
止まりました。
高齢のご婦人二人 ヨタヨタと降車しました。
タクシーで乗りつけるなんて よほど興味のある方だろうとみていると その中のおひとりは 片手は包帯姿です。
自動ドア―から 入ってきたのは なんと故郷に住む 高校時代の 友達です。
大きな 声で旧姓を呼ばれ びっくりの私。
毎年 栞さんの着物リメイクと私の袋の展示会の時は 来てよ 来てよと 誘っていましたが 今回はもう黙って 連絡していませんでした。
ところが 友達の一人が 孫に習った今はやりの ネットも視れる電話を使いこなし 本日までのブログをチェックして 電車で 一時間かけて 来てくれたのです。
三人で もう昔の乙女です。久しぶりに聞く 故郷なまりの方言に 若いころの私に戻っていました。
故郷を 離れて過ごす身に 何とも心地よい 訛りです。 胸が熱くなり もう少しで 涙があふれそうでした。
手首に 包帯の彼女 自宅で昨年の暮れに 転んで まだ治療中とのことでした。
78才になったとか もう79才になったとか 一才くらいどうでもいいよ と 80才になったら 温泉旅行に行こうと 話は飛びます。
あの人はデイに通っているとか 医院で一緒になったとか 話は尽きません。
お昼になり 近くのお蕎麦屋さんへ 直行

食べるか しゃべるかにしたら と言われそうに 18才に戻り 笑いこけていました。
人生 閉じるときが近くなっても 色々なことがありますが 生きていればこんなうれしい楽しいことに 出会えるのだと
胸を熱くした 一日でした。
ご来場いただいた皆さん 私のおしゃべりに付き合っていただいた皆さん 本当にありがとうございました。
心落ち着けまた 針を持ちたいと思います。 応援してください。