今日は畑中純さんの展覧会を見に、調布のギャラリーみるめに伺った。
到着すると、青木雄二さんの甥っ子さんの
ギターの弾き語りがちょうど終わったところだった。残念。
知り合いのSさんが挨拶してくださって最近出た文庫の解説を見せてくれた。
そこで話していると畑中さんの奥さま(真由美さん)が
珈琲チケットを下さって二階で歓談した。
Sさんが語ったのは次のような話。
三角寛は母念寺を入手してワンダーランドを作ろうとしていた、
文芸誌編集長のМさんとは菊池山哉の話はしなかったか、
菊池山哉は日本人のルーツと白山信仰の研究で有名だ、
中上健次は父親の影を小説化したが、
吉本隆明は母恋系の人で、中上健次は影響を受けた、
吉凶を測る尺(唐尺)が沖縄の文具店で売っていた、
首里城の再建も風水を考えて設計した、
首里城を囲っている木の本数まで龍の背中のとげの本数で決まっていた、
出口王仁三郎は口述筆記のお筆先で莫大な記録を残した、
出口王仁三郎の満蒙暗躍の体験談は本で出た、
世田谷の崖沿いに星を祀る祠がある、
など興味尽きない話題満載だった。
畑中夫人とお話ししてお嬢さんからカレンダーを買って
帰りに太子堂でたんさんせんべいを買って帰る。
畑中純さんのオオサンショウウオの絵が印象的だった。
いい展覧会で、いろんなお話が聞けて充実した。
生物祭サンショウウオに迎えられ魚博士のことの葉を聞く