午前中、無伴奏バイオリンソナタをメニューインの演奏で聞く。
リボル・ペシェクのマーラー7番&10番アダージョを聞く。
ベーカリーまで散歩してカフェラテ飲んで帰る。
昼ご飯はざるラーメン。
眠くて読書進まない。昨日はフロイトとアドラーの心理学読む。
アドラーは私は私、あなたはあなたと区別すること、他人や社会の役に立つことをして満足することを知れと言った人。今のアメリカの臨床心理学の主流はコフートで、患者の自己愛の欠落を医師が共感的に埋めてあげる療法だという。
自己愛の補填はアドラーの承認欲求の否定と矛盾しないのか。
夕方、一遍上人ものがたり(東京美術社)を通して読む。久しぶりによく読めた。
念仏が念仏を唱える境地が理想だという。信心不要、念仏即往生である。
5時に宅配で江文也の台湾舞曲のCD来る。台湾舞曲と孔子廟の音楽が入って41分。
まるでラストエンペラー。江文也は先見の明がある。ラストエンペラーには近代化のなかで揉まれる知識人の憂鬱みたいな表現もあるが、江文也にはそういう愁いはない。
夕食後今週の仕事の準備する。
台湾の舞曲が届く夕暮れにまだすがれない自己を見つめる