明日で今年の仕事納め。
今日も忙しかったが、パゾリーニの『奇跡の丘』の聖母マリアがきれいだった。
夜は法と宗教についての本を探す。
数冊収穫があった。
本ばかり買っていても頭でっかちなので、
スコダの60年代のモダンピアノのシューベルト作品集と
ホーレンシュタインのマーラー5枚組を格安で買う。
明日発送なのでクリスマスに間に合いそうだ。
今はコリン・デイヴィスのデッカのシンフォニーズを聞いている。
先ほどまで、加藤繁樹の『短歌で読む新約聖書』という本をめくっていた。
「母マリア聖霊により子を宿す イエスは神の御子となりたり」(加藤繁樹)
「東方の占星学者ひれ伏して イエスを拝しみつぎものせり」(加藤繁樹)
「ヨハネよりバプテスマうくイエスかな 天は開けて聖霊くだる」(加藤繁樹)
「キリストは十字架にかかり甦り神の栄光語り給えり」(加藤繁樹)
文語調で今の人には読みにくいが、この本を書く作業、楽しかったに違いない。
悦びに乙女の瞳輝いて宿した御子にそっと手で触れ(私の作)