超人日記・俳句

俳句を中心に、短歌や随筆も登場します。

#俳句・川柳ブログ 

学者の脳と夢の欠片

2020-06-18 21:03:24 | 無題
「スピノザの生涯と精神」という本と「カントの生涯と学説」というのと「ヘーゲル伝」
を取り寄せている。
今までこの手の本は大抵、安直本で間に合わせてきたが、日本人が手早くまとめた本より、
時代の証人たちが、肉声で書いた伝記と要諦のほうが、後々有益で、資料価値も高いと
踏み切ったのである。
退屈な日常のディテイルだけを書かれていると困るが、学説の核心に触れていたら
ラッキーである。
頭の向上心がそっちのほうに向いているとき、直感に従うと後々役に立つ気がする。

それにしても、ドヴォルザークは稀代のメロディーメーカーだと思う。
交響詩をたくさん書いているが、これが交響曲に劣らず、名曲ぞろいで
心打たれる。
デンオンのドヴォルザーク・コレクションの管弦楽・協奏曲編と
同じシリーズの室内楽篇は、珠玉のお宝だと思う。
加えてデンオンのヴァーツラフ・ノイマンの交響曲全集。
これでドヴォルザークのチェコの歴史的名演奏がほぼ、揃う。
私は一日一回聞くほどベートーヴェンの英雄が好きだが、
最近はドヴォルザークもイチ押しである。
そろそろかに座の誕生日も近づいているが、
デンオンの一連のドヴォルザーク録音で、音楽的には充実している。
とはいえ、日曜9時の杉真理のビートル・マニアのラジオも
ひそかに楽しみにしている。

生真面目な学者の脳をのぞき込み夢の欠片を掘り起こしたい
コメント
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