日中、テレワークのあと、梅雨空で散歩もできないので、
ジョン・ロックの「人間知性論」読む。
人類普遍の生まれながらの常識はない。
「同時に在り、かつ無いということはない。」
などのロジカルな基本も、生まれつきの考えではない。
赤子や幼児はそういうことさえ、知らない。
理性も計算能力も後天的に育つのであって、
生まれながらに持っているのではない。
ものを見てそれと分かるというのも先天的能力ではない。
(この辺りは、イデア論批判を含んでいると思われる。)
要するに赤子の心は白紙で、何の観念も刻まれていない
という話がしたいのである。
さすがロック。最初からズバリ、生得の知識はないと
切り込んでくる。
イギリス経験論の議論が着々と歩を進める。
その息遣いに触れることができた。
テレワークのあと、こんな時間が持てるとは
思わなかった。
余力があるときは、こういう読書も充実する。
聞こえるかい後世残る有名な経験論も平易に語る
ジョン・ロックの「人間知性論」読む。
人類普遍の生まれながらの常識はない。
「同時に在り、かつ無いということはない。」
などのロジカルな基本も、生まれつきの考えではない。
赤子や幼児はそういうことさえ、知らない。
理性も計算能力も後天的に育つのであって、
生まれながらに持っているのではない。
ものを見てそれと分かるというのも先天的能力ではない。
(この辺りは、イデア論批判を含んでいると思われる。)
要するに赤子の心は白紙で、何の観念も刻まれていない
という話がしたいのである。
さすがロック。最初からズバリ、生得の知識はないと
切り込んでくる。
イギリス経験論の議論が着々と歩を進める。
その息遣いに触れることができた。
テレワークのあと、こんな時間が持てるとは
思わなかった。
余力があるときは、こういう読書も充実する。
聞こえるかい後世残る有名な経験論も平易に語る