今日もこの時期の気重な仕事を根を詰めて行う。
シンドかった。
本屋から100分で名著の「資本論」が届いた。
百戦錬磨の私だが、資本論には歯が立たないので
買ってみた。ちょっと見、もろに経済学の話かと
げんなりするが、一応、一冊ぜんぶ読んでみた。
古くから人間は自然に手を掛けて、食べ物
着るもの、使うものを作り出してきた。
労働は、自然の新陳代謝であり、そこから
人は富を得てきた。
けれども、資本主義は、富を商品化し、
付加価値をつけて売り出し、労働を
買い叩いたお金に変えてしまう。
村人のものであった水を囲い込んで
ボトルに詰めて高く売り、働き手のことも
体よく搾り取って使い捨ててしまう。
労働者となった人間は消費者として、儲け手に
利得をもたらす市場をあたえている。
この不平等な格差社会の肥大こそ、
資本主義のからくりである。
労働者は働く喜びから仕事を切り離され、
金もうけの歯車になっている。
金もうけの運動の増大と人間の使い捨て。
さらには自然を掘り尽くし、環境を壊す。
マルクスの夢見たのは人々が富を分け合い、
能力に応じて自然から得た富を贈与し、
与え合う世の中であると結ばれる。
何かそのための暴力革命や一党独裁の部分に触れないで
ずるい気もするが、一通り、この冊子を書いた
斉藤幸平さんの話の流れは分かった。
格差社会の肥大と環境破壊の負の連鎖を止める方法を
具体的に教えてほしいところではある。
自然から得た富をまた贈与して儲け社会を抜け出せる虹
シンドかった。
本屋から100分で名著の「資本論」が届いた。
百戦錬磨の私だが、資本論には歯が立たないので
買ってみた。ちょっと見、もろに経済学の話かと
げんなりするが、一応、一冊ぜんぶ読んでみた。
古くから人間は自然に手を掛けて、食べ物
着るもの、使うものを作り出してきた。
労働は、自然の新陳代謝であり、そこから
人は富を得てきた。
けれども、資本主義は、富を商品化し、
付加価値をつけて売り出し、労働を
買い叩いたお金に変えてしまう。
村人のものであった水を囲い込んで
ボトルに詰めて高く売り、働き手のことも
体よく搾り取って使い捨ててしまう。
労働者となった人間は消費者として、儲け手に
利得をもたらす市場をあたえている。
この不平等な格差社会の肥大こそ、
資本主義のからくりである。
労働者は働く喜びから仕事を切り離され、
金もうけの歯車になっている。
金もうけの運動の増大と人間の使い捨て。
さらには自然を掘り尽くし、環境を壊す。
マルクスの夢見たのは人々が富を分け合い、
能力に応じて自然から得た富を贈与し、
与え合う世の中であると結ばれる。
何かそのための暴力革命や一党独裁の部分に触れないで
ずるい気もするが、一通り、この冊子を書いた
斉藤幸平さんの話の流れは分かった。
格差社会の肥大と環境破壊の負の連鎖を止める方法を
具体的に教えてほしいところではある。
自然から得た富をまた贈与して儲け社会を抜け出せる虹