ブログで読んだので、「奥の細道が面白いほどよくわかる本」を取り寄せる。
面白いほどよくわかるシリーズのほかにも、「眠れないほど面白い」シリーズ
など、似たような題のシリーズがあって、続々と広告が出てくる。
そこで「眠れないほど面白い哲学の本」と「眠れないほど面白い万葉集」も
ついでに取り寄せる。
先日買った、「池田澄子百首」はおもしろいのも半分ぐらいある。
「じゃんけんで負けて蛍に生まれたの」
これなんか面白い。
「冬の虹あなたを好きなひとが好き」
これも、いくつで書いたのか知らないけどグッと来る恋文だ。
「ふたまわり下の男と枇杷の種」
ふたまわり下の男女は恋愛できるのか、微妙な線である。
「カメラ携えて彼は菫を踏んでいた」
気をつけたいところであるが、ついうっかり。
「世の中の炬燵の中という処」
そこに小宇宙をみつけるのが、はっとする。
「脱ぎたての彼の上着を膝の上」
以上、池田澄子作の俳句でした。
詩を語る白い真夏の手の角度忘れられない中庭の花
面白いほどよくわかるシリーズのほかにも、「眠れないほど面白い」シリーズ
など、似たような題のシリーズがあって、続々と広告が出てくる。
そこで「眠れないほど面白い哲学の本」と「眠れないほど面白い万葉集」も
ついでに取り寄せる。
先日買った、「池田澄子百首」はおもしろいのも半分ぐらいある。
「じゃんけんで負けて蛍に生まれたの」
これなんか面白い。
「冬の虹あなたを好きなひとが好き」
これも、いくつで書いたのか知らないけどグッと来る恋文だ。
「ふたまわり下の男と枇杷の種」
ふたまわり下の男女は恋愛できるのか、微妙な線である。
「カメラ携えて彼は菫を踏んでいた」
気をつけたいところであるが、ついうっかり。
「世の中の炬燵の中という処」
そこに小宇宙をみつけるのが、はっとする。
「脱ぎたての彼の上着を膝の上」
以上、池田澄子作の俳句でした。
詩を語る白い真夏の手の角度忘れられない中庭の花