録画していた日曜美術館の横尾忠則の東京都現代美術館 原郷展特集をビデオで見た。
東京都現代美術館の絵の壮観なこと。
数百枚と思われる大きな油絵が、各部屋にびっしり並んでいる。
最近のは学芸員さんも言っていたが、黄色い絵が多く、絵柄が明るい。
横尾さん自身も言っていたが、ゴッホの感覚を思わせる油絵だ。
過去の作品のテーマ、幼年時代の幻影、記憶の交錯、
人生と死、夢で見た瀧のモチーフ、故郷のY字路。
横尾さんは手も腱鞘炎だし、難聴だし、そうした負の力も利用して
今、絵を描いているという。
ひじょうに多作で、描くのが業みたいだが結局好きで描いている。
今の関心は「原郷」。生まれる前に見た世界、死後に魂が行く世界。
それを原郷と考えている、という。
もはや「無意識」がどうのこうのではなくて、目に見えない魂、
魂が前世で見たもの、今生で見たもの、来世で見るものを
ただ、描いて行く。
そういう視点がないと芸術はつかめないのではないかと語る。
ちょっと気になったのは油絵に生写真を貼ると、後々残る作品なのに、
写真部分が8年ぐらいで劣化してしまうのではないか。そこは
データで残ればいいと割り切っているのだろうか。
魂が生まれる前の原郷をひたすら描いてそこへ死後行く
東京都現代美術館の絵の壮観なこと。
数百枚と思われる大きな油絵が、各部屋にびっしり並んでいる。
最近のは学芸員さんも言っていたが、黄色い絵が多く、絵柄が明るい。
横尾さん自身も言っていたが、ゴッホの感覚を思わせる油絵だ。
過去の作品のテーマ、幼年時代の幻影、記憶の交錯、
人生と死、夢で見た瀧のモチーフ、故郷のY字路。
横尾さんは手も腱鞘炎だし、難聴だし、そうした負の力も利用して
今、絵を描いているという。
ひじょうに多作で、描くのが業みたいだが結局好きで描いている。
今の関心は「原郷」。生まれる前に見た世界、死後に魂が行く世界。
それを原郷と考えている、という。
もはや「無意識」がどうのこうのではなくて、目に見えない魂、
魂が前世で見たもの、今生で見たもの、来世で見るものを
ただ、描いて行く。
そういう視点がないと芸術はつかめないのではないかと語る。
ちょっと気になったのは油絵に生写真を貼ると、後々残る作品なのに、
写真部分が8年ぐらいで劣化してしまうのではないか。そこは
データで残ればいいと割り切っているのだろうか。
魂が生まれる前の原郷をひたすら描いてそこへ死後行く
「経済を幸・不幸の基準にしている間は、人間の内面は停止したままだ。」とか、
「成功を考えると、その瞬間から保守的になる。」とか、
「生きにくくしているのは全て自分に固執しているからだ。固執するほど大した自分かどうか考えてみよう。」など・・ズバッってきってて、以来そんけいするようになりました~
名言集によれば、よこお先生は「時には無責任になることも必要だ。絵なんてぼくは責任取ったことがないね。」っておっしゃっていますので、写真部分の劣化は多分気にしていないのでは・・と思います💡(たい焼き、おいしそうでしたね✨)
クリンさんもこの番組、ご覧になったのですね。
「アホになる修行」深そうですね。今度、読んでみます。リアル横尾忠則さんは2回ほどお見かけしたことがあって、原宿のラフォーレの展示会の時、ご婦人が
「サイン会終わっちゃったの―!」と話していたら、
ご本人が、「もう終わったよ」と気さくに答えていて、天才だけどふつうの人で安心しました。横尾さん、甘党なんですよね。何かいいなぁ。