
夏の日の分水嶺に立ち止まる
蜜に酔う夏の蝶なら詩も無実
毎日を晴れやかに咲く黄雛芥子
生真面目な父の顔見つ榊花
深淵に目が離せずに車輪梅
実存のらせんを昇るねじり花
今までの望みの壁に小町草
大伽藍背を向けて咲く忍冬花
誰よりもインクを使う千日草
岩山で誰を呪いて赦免花
薬指誓いし過去や月見草
週末を迎える帰路の夏あざみ
余所者が行き着く町の聖母菊
蜜に酔う夏の蝶なら詩も無実
毎日を晴れやかに咲く黄雛芥子
生真面目な父の顔見つ榊花
深淵に目が離せずに車輪梅
実存のらせんを昇るねじり花
今までの望みの壁に小町草
大伽藍背を向けて咲く忍冬花
誰よりもインクを使う千日草
岩山で誰を呪いて赦免花
薬指誓いし過去や月見草
週末を迎える帰路の夏あざみ
余所者が行き着く町の聖母菊
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