超人日記・俳句

俳句を中心に、短歌や随筆も登場します。

#俳句・川柳ブログ 

徒然俳句・日向ぼこ

2025-01-15 00:03:15 | 自作俳句
隣部屋干支の置き物日向ぼこ
冬日和扉を出れば風寒し
冬の朝寝惚けながらも茶漬けかな

着心地の悪い冬服納戸行き
身の嵩も三寒四温揺れ動き
カシマシも本木も冬の樹齢かな

残されし時間でめくる冬の本
ぽっかりと初満月や世を照らす
冬の嵩 杏仁豆腐は止められず

冬の本読んでは休む樹齢なり
目が合えば冬も微笑む縫い包み
イメージが氷塵並みに反射する



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 徒然俳句・冬とびら | トップ | 徒然俳句・凍て瀧 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿