超人日記・俳句

俳句を中心に、短歌や随筆も登場します。

#俳句・川柳ブログ 

<span itemprop="headline">今週のメモ書き、地下水道、出口の兆し</span>

2017-04-15 21:36:21 | 無題
今週は暴投気味だが力投した。
今週聞いたのはジュリーニの田園やブルックナー、ワルターのグレイトやブルックナーである。
今週は教父哲学5冊をコピーして返して、中世神学を5冊借りた。
新約聖書ギリシア語辞典を注文した。
今日は実体論を抜けて近代的主観の確立まで、哲学概説をメモした。
今までスルーしていたカントの肝が分かってきた。
今日はバックハウスの月光など4枚目を繰り返し聞き、
ジョナサン・ノット&バンベルク響のマーラー6番、7番、1番を聞き、
バーリアル・ノンアルコール80円台を飲み、
月寒あんぱんを食べて、哲学概説のメモ書きを進める。
友人からのメールに心暖まる。
来週も暴投気味でも力投できそうだ。
明日はイエス論とギリシア語辞典来る予定。
友だちの小さな助けと共に、今日を乗り越える。
ワイルド・ライフも一歩一歩乗り越えてきた。出口の光が見えてきた。
アンジェイ・ワイダの「地下水道」のように手探りだが
見晴らしのよい所へ出たい。

暗中の地下水道で神学を鞄に詰めて今日を乗り切る


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<span itemprop="headline">図書館通いという抜け口</span>

2017-04-11 08:30:53 | 無題
仕事に行き惑うと図書館に寄る。
図書館の人は親切で、心が癒される。
図書館の人が千手観音に見える。
昨日は教父哲学の本を5冊借りる。
コピーし終わったら中世神学を借りるつもり。
昨日は仕事の合間にアポロニオス伝を論考に付け足した。
困難があるところ、救いもまたある(ヘルダーリン)。
いっそのことアーベントロートでも買おうか。
そんなところに憩いを求めている。
図書館が万人の天国への本能を満たす場所であってほしい。
家に帰ると40円ドリンクを飲み
80数円のバーリアル・ノンアルコール飲料を飲み
ウィーンコンツェルトハウス四重奏団のシューベルトや
ニキタ・マガロフのショパン・ピアノ独奏曲集を聞く。
夜の深さが明日への希望を与える。
私の毎日がベツレヘムの星に照らされることを
願っている。

図書館で救いの本を差し伸べる千手観音に今日も癒され


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<span itemprop="headline">道化者のスケッチ、哲学の小道、疑似ステに帰る</span>

2017-04-06 20:31:09 | 無題
注文したパソコンがもう届いた。早い。
恩地孝四郎画「どうけもの」の父による模写を図録に載せる旨、もちろんOKした。
長い間父が即興で書いた道化の絵を保存してくれた人がいるのだ。ありがたいことだ。
夕方になってようやく実体論から出発して、カントの「倫理の根拠としてなら、神や魂への希求は認める」という着地点についた。
こういう話、私としては腑に落ちるのだが、人に理解されるかどうか判らない。
聖書に出てくるギリシア語を解説する本、便利である。
今日はフルトヴェングラーの疑似ステレオ盤(フルトヴェングラー協会盤)シューベルトのグレイトを3回聞いた。
今日のメモ書きが無事終わったのはフルトヴェングラーのグレイトとイオンの40円ドリンクのお蔭である。
古書店主の友人が父の記事を何回も送付してくれる。これもありがたいことだ。
宇波先生から光文社古典文庫のスピノザの神学・政治論は読み易いよ、とかドゥルーズのスピノザ論は発見がある
など貴重な情報をメールで頂いた。ご著書読むのを楽しみにしている。
今日の晩御飯はイオンのつくね野菜巻きと高野豆腐。
最近リヴィングに本棚を置いたので本棚ばかり見ていて食事が上の空だと言われた。
友人はロリン・マゼールに本格的に凝っていて、フィルハーモニアのマーラー全集やマゼール・イン・ウィーンの入手を検討中だという。今日CD箱を漁っていて気づいたが私はマゼールとバイエルン放送響のブルックナーを持っているのだった。また折を見て聞こうと思う。今日はもう1回疑似ステレオのグレイトを聞いて憩うつもり。

いたずらな父が描いた道化者陽の目を浴びる飄々とした線


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<span itemprop="headline">父の教え子とカナルで語らう</span>

2017-04-02 17:23:38 | 無題
近所のレストラン・カナルで父の教え子さんたちが私を囲んで語らう会を開いてくださる。
何人も集まってくれた。
皆、自分の近況や父の思い出話を話す。
私の父は随分学生と親しく付き合い、時にこき使い、色んな場所に連れて行って「餌付け」したりして、いたずら者ぶりを発揮して学生に強い印象を残したようだ。私の父は自分の一週間の行動を喋るだけで講義が終わることも多かったという。エピソードのネタに事欠かない人物だった。教え子さんたちは私の母にも親しみを持っていて、ナイジェリアのカレーをご馳走になった、とか観世流の謡いを習っていたとか、フランス語でカミュの異邦人を読んでいた、とか合唱をライフワークにしていたとか、スピーチが面白かったなどと話す。私は父と「ボウルズの告白」を見て父は煙草と塩の博物館に行ってオセアニア展で蘊蓄を述べて、父は、なぜ誰も俺との一日という映画を撮らないのかな、こんないい逸材がここにいるのにな、と私に言った話、鎌倉の近代美術館に父と私と二人で行って定休日だったけど、公文堂書店という古書店で歌劇という雑誌を大量に安く買って、満足して休館日だったことも忘れてご機嫌で帰った話、私が金枝篇などを読んでいると照れくさくて怒ってばかりいた話などを話す。
みな父との思い出話に花が咲く。旅先で動物園で私と兄と母を置いて古本屋巡りに出掛けて半日経っても帰ってこなかったと母から聞いたという話、イベントによく教え子を連れて行った話、父の話が後々の人生で生きている話、高橋箏庵の茶の湯の話、「写真の哲学のために」の話、アフリカの民話の絵本を翻訳して褒められた話など話は尽きない。
私は父の夢をよく見る話、黄金の草鞋を父と片方ずつ分け合う夢を見た話、みな「挫折の自分史」でOKだという話、いつか「挫折の自分史」という本でも書こうよという話をする。集まってくれた皆さん、幹事のY君、どうもありがとう。
黄金の草鞋を皆で分け合って挫折を糧に自分史を書く


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