アドラーとバレンボイム

諸事、悩みはあるが、休日なので気分転換している。
アドラーの説をまとめた「嫌われる勇気」読む。
自分に価値があることを認める。
褒められることを期待しない。
自分の信じるタスクを実行する。
人の評価を当てにしない。
社会の役に立っていると実感すると充実する。
過去に関係なく、今からでも変われる。
自分の優れているところを伸ばす。
巷の自己啓発書より真っ当な助言が書いてある。
専門店街から帰るとバレンボイムと
ウェスト=イースタン・ディヴィアン管弦楽団の
ベートーヴェンのDVDが来ていたので見る。
バレンボイムの巨匠ぶりと、楽団の若い活気が
圧倒的に昂揚感のある映像。素晴らしい。
バレンボイムの悠然としたド迫力のDVD聞きながら
バーリアル飲料飲んで、開放感を味わう。
とりあえず、生きていけそうだ。

とりあえずできるタスクは実行し大手を振って好きに気晴らし

ハードウィークと娯楽

今日が終われば、今週の仕事も終わる。
ハードデイズウィークだった。
通常仕事にはほぼ軟着陸しているが、ハラハラものである。
息抜きにクラシックのDVD取り寄せている。
バレンボイムのベートーヴェン交響曲のDVD
そして、5月末にはリッカルト・シャイー＆ゲヴァントハウスの
マーラー全集（3番なし）が届く。
遠出する暇も体力もないので、CDやラジオを聞くか、
音楽のDVDを鑑賞するのが気晴らしになる。
あとは近所への散歩、主に専門店街まで往復して
ベーカリーでお茶して帰るのが楽しみである。
比較的新しい映像でベートーヴェンやマーラーが
鑑賞できるのは今から楽しみである。
最近のDVDは音もカメラワークもよさそうで
期待が膨らむ。
エイトデイズアウィーク、楽しく生き延びるつもりだ。
テレワークに戻りませんように。

週八日交響曲を鑑賞し幾山越えて無事着地する

CD煩悩108つの世界

お気に入りのCDを2セット、いくつか買っている。
仕事場に置いておく用と、自宅の手許で聞く用である。
CDがダブるのは基本、避けてはいるのだが。
昨日、注文したのはギュンター・ヴァントの
国内盤のベートーヴェンの交響曲数枚。
それと、ケンプの8枚組のピアノソナタ。
自分は世を去るまでCDは売らないと決めているし、
札幌にディスクユニオンもないので、
CDは墓場まで持ってゆくつもりだ。
だが老後、ホームにでも入ったら大量処分
しなくてはいけないかもしれない。
それを考えると身を切る思いである。
けれども、これだけは最後まで残したいCDリスト
を考えたりすると、これがちょっと楽しかったりする。

墓場まで行くCDを選び出し何度も聞いて少し嬉しい

日々の間でボヘミア音楽

今日もハードデイズナイトになりそうだ。
昨日の夜は、資料に目を通し、メモを書き、慌ただしかった。
木目調の紙箱のドヴォルザーク箱を引っ張り出して
夜、聞いた。ドヴォルザークは後期の交響曲が
好んで聞かれるが、私は初期の鬱蒼とした森の教会の
ような、ほの暗い、メロディアスな交響曲に引かれる。
ドヴォルザークはブラームスに大そう気に入られ、
お互い、気が合ったという。
旋律の豊かなところ、ヨーロッパの舞曲を
多く取り上げているところなど、
共通点が多い。
ドヴォルザークは鉄道マニアで、
時刻表を暗記するほどで、
鳩を飼っていたという。
ボヘミア感のある旋律豊かな曲の数々が
尽きることない楽しみを与えてくれる。

ボヘミアの尽きることない旋律が後の世までも渋く酔わせる

黒板五郎とクイーン

「北の国から’８７～初恋」をテレビで見た。
田中邦衛さんの黒板五郎さんの味のある演技に心打たれた。
純くんも蛍ちゃんもまだ中学生で初々しい。
純くんとレイちゃんの恋物語は切なかった。
突然の豪雨で納屋に駆け込み、二人は裸に、という設定は
あざとすぎるが、そこを差し引いても切なかった。
できれば、中学生の頃自分も両想いを経験したかった。
中学出てすぐ東京に出るって時期尚早じゃないかと心配した。

それから、ディスカバー・クイーンというFMの新番組を
聞いた。初回からクイーンのヒット曲クロニクルで、
一回目は70年代。キラー・クイーン、
ボヘミアン・ラプソディ、バイシクル・レース、
ウィ・アー・ザ・チャンピオンズなどを掛けた。
初回から飛ばして、ネタは尽きないのか?
ウィ・アー・ザ・チャンピオンズはサンプラザ中野くんが
「われら横綱っす」と訳して「女王様」という日本語カバーCD
に収録していることを知った。いい気晴らしになった。
未だ通常仕事に慣れないけど、軟着陸できると嬉しい。

常日頃テレビを見ない私だが札幌で観る北の国から