明日の葉っぱ(8×8)=69

思いつくまま 気のむくまま書いてます。

大阪行きは何番ホーム  吉田拓郎

2020-02-04 21:46:00 | 僕の音楽日記
この世の中に
美しさがあるのなら
綺麗な事の方を選ぼうと
優しさや思いやりを
投げ出して

二人は違う旅へ出て行った。


家を捨てたんじゃ
なかったのか


ひとりになりたくて
家を出て

ひとりが寂しくて
二人になり
家族ができ

それでも
自分を見つける
旅をもとめ
旅に憧れ

愛する女の元へ
足を運こぼうと
その気持ちは勇気に
繋がらず


大阪行きのホームへと
足を急がせる

大阪行きは何番ホーム?
そこには
その先には
憧れ
を越えた大きな人がいる。


家を捨てたんじゃ
なかったのか?

家を捨てたんじゃ
なかったのか?


女は男より
賢かったけれど
男は愚かさに
身をまかすだけ
何故 愛したのか?と
問われても
ただ 押し黙るだけに
なっていた。



























ココロのホセイ

2020-02-04 06:52:00 | 散文 詩 




ぐるんぐるんと
思い出を回す
気持ちと心の
シャフトの動きに合わせて
先を急かせるのは

萎んでしまった思い出たち

立ち尽くした思い出たち


棒立ちの瞬間から
静止画のような思い出のカケラは
水飲み場を求めて集まる渡鳥の群れ

バランスは

均衡は

密かに破られ
傾斜のついた坂を
大急ぎで転げ落ちる


器用に振る舞えば
不器用に映る
自分の心

無造作な扱いと見て見ぬ振り
を繰り返す

リモコンひとつで
気持ちの補正を
仕上げれば
継ぎ接ぎのデーター修復を
無意識に
更新できる

そんな魔法はあるか?



心の補正
直す道具
過去も未来も自由自在
歯車が噛み合えば
カシャカシャ音たてて
また、綺麗に動きだすはずさ

カシャカシャ音たてて
思い出映し出すように…

ほんの
ひととき…
瞬き一瞬
変わらない
永遠の一瞬。