明日の葉っぱ(8×8)=69

思いつくまま 気のむくまま書いてます。

春でも夏でもない季節 石川優子

2020-02-12 21:01:00 | 僕の音楽日記








今思えば、僕はなんで石川優子さんのファンにならなかったんだろう?

こんな可愛くて、キュートな女性シンガーに
なんで心が持っていかれなかったのか?
可愛い色気と歌の上手さはあっても
ピンとくるものがなかったのかなぁ

相性なのかな?
天秤座の女性みたい
最初は惹かれるけど
相性的にはあまり良くない
感じ、
好きなる要素は
やはり少しはそんな要素も絡んでたりもするもんで……

ポプコン、ヤマハからの出身で
いわゆる
ザ・ニューミュージック!!
って感じだったね。
チャゲさんとの
『ふたりの愛ランド」
が出たときなんかは

若い人向けの
歌えるデュエット曲で
こんな歌がでてくるのを待ってたものだ!と手を叩いたものだった。


いやらしくない、若者が気軽にうたえるデュエット曲。

石川優子さんも
いやらしさがなく
清潔感あり、キュートな
可愛らしい色気で
ヒット曲狙いの歌謡曲側のアイドルや演歌歌手たちとは
一線を画してしたし、
シンガーソングライターとして
歌えるニューミュージックのアイドルって位置づけだったような気がする。

あの日の夜 破ったあの約束を償うと
あの人から私を呼び出したのに 一時間
言い訳をさせる前に もう許してあげようと
少しだけ明るめの服着て来た

作詞は秋元康さん
なかなか光るフレーズだと思う。
言い訳をさせる前に許してあげる意思を伝えるべく
明るめの服を着ていくという女心の演出。



春でも夏でもない季節の中 一人きり 一人きり
春でも夏でもない季節の中 忘れもの 忘れもの
愛が困ったみたいにどっちつかずのままだから
時をじらすのはやめて お願い





恋愛の駆け引きは
春でも夏でもない季節にかかっている
恋愛の位置関係。
焦らされてる感じ、


恋愛の停滞期なのだろうか?
その辺の感覚。

どっちつかずの恋
というのも
それはそれで
よかったりするもんじゃないかなぁ…



背中越しに見えた季節

2020-02-12 07:07:00 | 散文 詩 

きみの背中を

夢中で追いかけた季節


いつかは振り向いて

くれるかな?


いつも雑踏の中でも

君の面影を探してた季節


ひょっと偶然

会ったりして?


もしここに

君がいてくれたなら

子供のように

大声上げて

喜び奇声をあげるだろうか?


どんなに時が過ぎたって

思いだけは

置き去りのまま



空を見上げて鱗雲の影

不思議と心は穏やかだったのが


君を見失う怖さがまだ

心に押し寄せてないまでは


ここにいるよ

ここで

生きてるよ

心は発信していても


やっぱり

一方通行なのかな


追いかけるほど

逃げ足早く

立ち止まるほど

深刻でもなく


月日の流れが

思いを薄めていくならば


むしろ薄まらない方の

事を選ぼう


どんどん濃度をあげて

2倍にも3倍にも

思いは深まるばかり



男だって

さみしい時がある

男だって

泣きたい夜もある


涙やさみしさは

女だけのものではないと

借り物のような

カッコ悪さも

気にならないくらい


今は

素直に

出来るだけ

素直に

今は

ストレートに

出来るだけ

ストレートに


言葉をいえたなら

大人になるって事も悪くない


甘さとほろ苦さは

重ねた季節で熟成

するものだから



君の背中を

見失わないように

一生懸命

追いかけてた

あの季節