ルナです。
4月7~9日の二泊三日で、
仙台市のルナのお家へようやく帰ることができた。
およそ、半年ぶり。。。
高速道路・秋田道は山肌にまだ雪が残っているでしょっ。
この手前には、枝垂桜で有名な「角館の武家屋敷」もあるんだけれど、
桜は、もう少し先になると思うよ。
秋田道から東北道に岩手県北上市辺りで合流。
そこから、宮城県に入って行ったところに「長者原」というパーキングがあって、そこで休憩。
パーキングの中にドッグランがあるんだよ!!
前日に雨が降ったのか、少し水たまりも残っていたけど、
ルナはお構いなし。
うひょ~~~
自由に走れるって楽しいね。
ルナも半年ぶりのドッグランにパパさんもママさんもびっくりするくらい元気に走ったんだよ
さて、ちょっと話を戻すね。
出発の日・・・10時半ごろ、「さぁ~ 出かけようかぁ~」って、
ルナとパパさんが最初に駐車場で車に乗ってエンジンを掛けたら・・・・
エンジンがかからなくて・・・・
もしかして。。。 バッテリーが。。。
実は、パパさんの車、3ヶ月ほど動かしていなかったんだよね。
そのわけを、これからお話することにするね。
転勤で、秋田市へやってきてようやく10日ほどが過ぎたころだった。
大学病院の主治医の先生から朝に電話がかかってきて、
「パパさん、からだ、大丈夫ですか?」
「はい、大丈夫ですけど・・・・」
「電話に出ているのだから、大丈夫ですね。それは良かったですけれど・・・・」
そんなやり取りから始まって、実はパパさんの体の中に植えこんだICDが作動したということだった。
器械は先生の所にモニターで繋がっていて、それを日々チェックされているんだけれど、
「詳しいデータは次回の検診の時じゃないと解らないけれど、
今現在、倒れていないのなら、11月の診察の時に詳しい相談をしましょう。」
そう言われて、後に、実は夜の8時ごろだったらしいけれど、
その時に7秒間であるけれど心臓が停止したんだって
ママさんが言うには、一度、パパさんが家に帰って来てから、
「今日、目まいが起きた感じで、記憶が遠のきそうになって、だめだだめだって意識を戻したよ~(笑)」
そう言っていた日があったとか・・・・
たぶんその日だね。
座っていたらしいから、気づかれずに、戻ったけれど、
立っていたり、何か作業をしていたら、また違っていたのかもしれない。
その後、11月末の診察で、
IDCが作動したということになって、その結果、パパさんの運転免許停止!!
秋田市は、初雪が降って、その景色はママさんにとってはまさに「荒涼たる」凍るような気持ちだった。
北国育ちのママさんが、雪が激しくて泣いていたわけではなくて、
誰も知る人も頼れる人も居ない場所で、何かが起こった時にどう対処すればいいのか・・・・
そのことを考えると、黙って涙がこぼれてくるのを、ルナだけが見ていた。。。
でも、ICDを植え込んだことが、パパさんの命を救ってくれた!!
そう思う事で、前を向かないとね。
来月で、あれからちょうど1年がやって来る。
実質的には、その後、病院から運転免許センターに「事情」が伝えられて、
そこから、警察署へ連絡が行って、警察署から「免許停止」の通知が来て、
それに対する「申し開き?」をしますか?と言う連絡が来て、
「しません。」と言うことで、免許停止処分を受け入れる流れに至るのに3ヶ月ほどを有した。
その間、会社までの近距離だけ運転し通勤のみ。
仙台への病院関係は全部新幹線を使って、お休みの日の遠出もしなかった。
それから、警察から「免許証の提出」という知らせが来て、
仙台の南警察署へ免許証を預けに行って、パパさんは免許証がなくなってしまった。
そもそも、この病気が解った時、
「車の運転が大好きなので、それができない生活なら、長く生きることを希望しない。」
そんなことを言って、手術を半年も拒否したパパさんだったから、
もちろん今回の処置も、その受け取り方は本当に残念で仕方が無かったと思うよ。
でも、そこから、また、ママさんの毎日の送迎生活が始まった。
何処へ行くにもママさんが運転していった。
相変らずのママさんだから、時々、珍道中になるんだけれど、
夜遅くなって猛吹雪で、前が見えなくてさすがに走れなくなって、引き返して、
タクシーで帰ってきてもらったこともあったね。
でも、ママさんもよく頑張ったね。
ルナが、褒めてあげるね(笑)
その預けてあったパパさんの免許証が、4月5日で返して貰えることになった。
どう? 笑うでしょ。
あまりに嬉しくて、仙台に着いたら、一番最初に警察署へ行って、
そこで、免許証をもってルナと一緒に記念写真を撮るって!!
こんな写真になったんだよね~(笑)
パパさん、今度は無理をしてはいけないよ。
そして、これでまた、好きなところへ自分で出かけられるようになって本当に良かったね。
そうそう、車のバッテリーは全く問題が無いくらい充分だったけれど、
電気系統が多い車のせいで、放電してしまっていたらしく、
ママさんの車とケーブルを繋いで、すぐにOKになったんだけどね
一番最後に、車屋さんでタイヤ交換と点検をしてもらって来たので、
今日から、また、パパさんの大好きな車で出勤したよ。
ママさんは、今日から、送迎もなくなって、ぼ~~~っとしているよ。
ここだけの話・・・・その送迎生活のおかげで、ママさん、ちょうど良い体重に戻ったんだよ(笑)
瓢箪から駒?
棚から牡丹餅?
一石二鳥?
なんだかいろんなことブツブツ言っていたけど、
ルナが言うのもなんだけど、必要なのは、毎日の適度な運動って言う事でしょ。
仙台は、ちょうど花冷えなのか寒の戻りなのか・・・・
せっかくの桜が震えるような寒さだった。
今回の仙台行きには、半年ぶりだったせいもあるけれど、
とてもたくさんの用事と行きたい場所があったから、
さすがに全部こなして、昨日夜遅くに秋田へ帰宅。
今日は、ルナは、殆ど寝て過ごしてしまった。
そんな仙台での楽しかったお話は、また、徐々にゆっくりと~