こころの染織

ひと針ひと針心を繕います。
第8章・・月あかりの散歩道・・・私とルナと一緒に月に想いを馳せて散歩しませんか~♪

水芭蕉咲く東根へ・・・

2015-04-13 11:25:34 | 第3章・こまちの里から

アメリカン・ブルーです。



半年ぶりに向かった仙台行き。
夫の体や免許証のこともさることながら、
気になっていたのは仲良しのMちゃんの旦那様の体調。


1月に「祈りの日」と題してここに書きながら、
皆さんにもともに回復を祈っていただきましたね。
お陰様で、手術後は順調に回復して、今は、一週間に一度の通院で経過を観察中です。


仙台へ帰る予定が決まったら日にちを教えてね・・・
Mちゃんからそんな連絡を貰っていたので、こちらを出発する前に連絡すると、
8日の日をあけて待っているとのこと。
わが家の事情で、お見舞いに行けなかった非礼をお詫びして、
退院祝いになればと、夫の車で東根へのミニ旅行を計画。
免許停止だった夫の車に乗せて大丈夫か?(笑)・・・・そんな思いもあったけれど、
夫の快気祝いでもあれば、Mちゃん夫妻も快く賛同にて一路、東根へと向かうこととなりました。







東根と言えば、サクランボですが、
そこで出会った「文四郎麩」の麩懐石が気に入って、
まだ、案内していなかったので、今回はそちらへご案内。
13時の予約に少し早く到着したので、遠くに月山が見えるお庭で記念撮影。







今回は、「春」の料理で、「ふきのとう」が使われておりました。



四季折々の懐石料理は、季節感を「麩」にアレンジしながら、
優しい家庭料理を紹介しつつ、満足感のある食事をさせてくれます。







食事には何度も訪れながら、工場見学のチャンスを逃していましたが、
今回初めて、その中へと入ることが出来ました。









麩は、小麦粉からでんぷんを洗い流した「グルテン」と言うものの加工品ですが、
引き伸ばして長い棒に巻き付け、焼き上げてできる車麩がその場で試食させてもらえました。



 



東根は、秋田と同じように、まだ、桜が咲いていません。
花らしいものと言えば、
6月には薔薇祭りでシャトルバスまで出る村山の「東山バラ公園」の山の奥にある水芭蕉。
それを思い出して、訪ねることにしました。


まだ、浅い春です。







Mちゃん夫妻は、私たち夫婦よりもいつも一緒に居る姿を感じるご夫婦です。
車の運転をしないMちゃんを、どんな所へも連れて行って、
傍で温かく見守っている旦那様です。
私の所へ「ちょっと行ってくるから~」というと、「ごゆっくり~^^」
いつもそのことに甘えて、ついつい、長話をしてしまう私達でした。


ずっと健康そのものだった旦那様が、今回、思わぬ病に見舞われて、
ご自分の事以上に、きっと、Mちゃんのことを心配されただろうと思っています。
今は、タバコもお酒もやめて、回復に頑張っておられます。


ある日、Mちゃんは、私にこんなメールを送ってきました。
「神様は、越えられない試練は与えないって言うけど、本当?」


きっと、誰かが、彼女を元気づけようとそう言ったのかなぁ~と私は思いました。


私は、神様は人に試練など与えないと思っています。
そして、何よりも、私は夫の病気を試練だと思ったことは一度もありません。
そう思ったら、本人が切なくなるでしょ。
ただ、前を向いて進むだけ。
それが私の質問への答えでした。


解った・・・前に向かえる!!


きっと、Mちゃんにも何か引っかかるものがあったのでしょう。
素直にすぐにそう返ってきたメールに、ホッとしました。



毎年春を告げる花たち・・・・

また、一緒に小さな旅をしましょう。
何時か・・・・いいえ、思い立ったらいつでも行きましょう。







ルナと楽しかった屋上ドッグランがあったマンション。
今は、誰が使っているのかしらと車の中からちょっと振り返ってみました。


そうそう、今日、休みを返上して出勤していた夫が早めに帰って来て、
帰りに床屋さんへも寄って来たとか。。。
そこで、「お客さん、確か、東根でも・・・・」

チェーン店の床屋さんだったとか・・・・
2週間ほど秋田へお手伝いに来ていたとか。
ご縁がある方には不思議な出会いをするものです。
また、それも、楽しからずや



コメント (8)
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