アメリカン・ブルーです。
自由が丘の駅に降り立ったのも3年半ぶり。
前回は、スィーツ・フォレストを訪ねてでしたが、
今回は、少し方向が変わって、なかなか辿り着くのに苦戦しました。
そんな私達の様子をどの辺りから気が付いておられたのか・・・・
ゆるやかな坂の途中で、
「どちらかお探しなの~?」
道の反対側からわざわざ声をかけてくださった自由が丘のイメージにぴったりのマダム。
上品でオシャレで、70歳前後の素敵なご婦人でした。
「モンサンクレール」
私がそう言うと、
「このまま真っ直ぐ・・・もう少しですよ~♪」
そう言って、微笑みながら坂を下って行かれました。
東京の人って・・・・親切なのね。。。

実は、その前にも、電車が少し混んでいて、
離れたところに座った私達を見ていた私の隣のサラリーマンの男性が、
「私が席を替わりますね。」
そう言って、すっと立ち上がって、夫のところへ行って交代してくれたんです。
それが、その後も、別のところでは、
若い学生さん達も、二人分席を作ってくれるようにわざわざ移動してくれて・・・
私達が、余程、年配者に見えたのかしら?
それとも、最近聞かなくなった言葉の「おのぼりさん」に見えたのかしら?(笑)
スマートな東京の人の常識のような「おもてなし」を受けて、
うん、オリンピックもこんな温かさがあれば成功できるのかもしれない・・・って、
とても嬉しい旅のエピソードを作って貰いました。

モンサンクレール 目的地へ着きました~♪
自由が丘の丘の上にあるパティスリー。
オーナーシェフは、あの辻口博啓氏。
去年も、その前の年も、クリスマスケーキは辻口シェフの


NHKの朝ドラ「まれ」を観ていますか?
実は、こちらのシェフがケーキの監修を務めていて、
この前、まさかの新鋭vs巨匠のケーキ対決の審査員役で出演もしていましたよね~♪
辻口シェフは、石川県の能登の出身で、
私達が訪ねた能登・和倉温泉にもお店があって・・・「ル ミュゼ ドゥ アッシュ」
そこで食べた「セラヴィ」の味は、忘れられない最高のものでした。
今回も、是非、それを食べたくてはるばる丘を登って行ったというわけです。

残念ながら、「セラヴィ」は完売でした。。。
その代り、「まれ」の中で出てきたタルトが最後の一個、私のために残っていました(笑)
ブルーベリーを並べ、最後のクリームを乗せる場面がありました。
お店の一角に「ル ミュゼ ドゥ アッシュ」から比べると、
本当に小さくて、街のケーキ屋さんの隅にあると言っては失礼ですが、
決して人気店のカフェのスペースにしては狭いながらも、
そこで食べられることは何よりの嬉しさで、少し待って、ようやく順番が来ました。
紅茶を運んでくれた方に聞いてみると、
「セラヴィは人気商品で、皆さん、数個まとめて買ってゆかれるので、
事前にお電話をいただければ、お取り置きできます。」・・・とのこと。
確かに、その後、カフェに新しく通されたお客様には、次々にセラヴィが運ばれてゆくのです。
勉強しましたね(笑)
Naokiさんの彼女さんもよく「ヒロのケーキ屋さん」に予約を入れてから行っているあれですよね。

そして、間もなく、このお店にも、
いま、「まれ」が奮闘しているケーキ
「ジュテーム モア ノン プリュ」が並ぶのではないでしょうか・・・


自分ように、焼き菓子をひと箱買ってきました。
早速ルナが興奮していました。
既に私は完食しました(笑)
夫の職場にも別の焼き菓子を買ってきましたが、
「どこで買って来たの~

美味しいものは、人を笑顔にします。

この日の夜は、海浜幕張のホテルで息子と食事をしました。
何が食べたいと聞いたところ、中華料理かなぁ~と言うので聞いてみたら、
中国のお客様でいっぱいで・・・・とのこと。。。
何も日本に来てまで中華料理食べなくても・・・・なんて私は思うのでしたが、
残念ながらで、50階のフレンチレストランでコース料理となりました。
写真は珍しく撮りませんでしたが、魚料理で出てきたスズキがとても美味しかったです。
ちょうど、千葉マリンスタジアムが眼下に見えて、
勝てば花火が上がるとか・・・・見れませんでした~
