アメリカン・ブルーです。
今年はいつになくヒメジョオンの花をたくさん見たような気がします。
秋田の公園はその数が多く、広く、実は、草刈りの手が届かないほど・・・・
そのせいか、いわゆる雑草と言われる花が至る所で群生して、
それが私には時に新鮮に感じられることがありました。
土地の人にとっては、ごくごく、何の事もない景色なのでしょうけれど。。。
こちらも、今まで気付かなかったというのか・・・
秋田のタンポポは背のが高いなぁ~と思っていたものが、
実は、ブタナ(豚菜) 別名タンポポモドキと言うのだそうで、
う~ん・・・驚きました。
身近なようで、なかなか奥が深い「雑草たち」
家の前の公園は、銀杏の葉が緑をいっぱいに膨らませて、
とうとう、向う側の景色を覆ってしまいました。
ここへきて、9ヶ月目・・・・
四つ目のシーズン「夏」を迎えることになりました。
夏と言うこともあって、
秋田名物「稲庭うどん」は、私の中で一押しのご馳走になってきました。
山形で、そば街道を巡り歩いたように、
たぶん、きっと、おそらく・・・・間違いなくですね(笑)
稲庭うどん巡りをするのかなぁ~と思っています。
前回は、稲庭町にある佐藤養助総本店に行ってきましたが、
今回紹介するのは、稲庭のもう一つのブランドとも言える、「寛文五年堂」秋田店。
エリアなかいちの中にあります。
こちらのお店では、
幻とまで謳われたもちもちの食感の稲庭うどんの生麺が食べられる唯一のお店です。
生麺と乾麺の食べ比べが一番人気だというので、
もちろん、その選択をしてみました。
解りにくいですが、画像、向かって左側が生麺です。
美味しさに特に大きな違いは感じられませんが、
乾麺の方は、のど越しがよくさらりと流れるような感覚に対して、
生麺の方は、口の中にしばし留まり、食感を楽しめるような気がしました。
ふんわり感があるので、たれも優しく感じられます。
私は甲乙つけがたく・・・両方を味わえる楽しみがあって、
お客様をもてなす際など使える良いお店かと思いました。
次に行ってみたところは、
秋田県の空の玄関・・・秋田空港です。
そちらの、郷土料理「杉のや」
わっぱめしがメインのようですが、
出張で来られるビジネスマンにも人気のおつまみや地酒もあって、
秋田らしい郷土色満載のお店です。
そこで敢えて「稲庭うどん」(笑)
辛み大根おろしの稲庭うどん!!
これが実に美味しいのです。
山形の「七兵衛そば」を思い出させる大根汁。
好き好きはあるのでしょうけれど、
「少しずつ大根おろしを加えて行ってください。」
そんなお店の方のアドバイスに従って、うんうん、正解ですね。
山形の板そばも、稲庭うどんも、その食べ方で、
多様な味わいをもたらす保存的食材として、
雪国のご馳走になって行ったのかと思いました。
実際には、稲庭うどんは、乾麺として買おうとするとそこそこお高い印象。
地元の方も贈答品としての感覚のようです。
仙台人が、笹かまぼこを日頃からパクパク食べることが無いのと一緒でしょうか・・・
しかし、実際に仙台を離れて、友人が送ってくれた笹かまを食べたとき、
こんなに美味しかったかと、改めて思ったもので、
ここに居られる間に、出来るだけ多くの場所で食べながら、
最も自分が美味しいと感じるものを探したいと思いました。