こころの染織

ひと針ひと針心を繕います。
第8章・・月あかりの散歩道・・・私とルナと一緒に月に想いを馳せて散歩しませんか~♪

非日常を求めて・・・栗駒山紅葉

2016-10-08 17:08:40 | 風の通り道

アメリカン・ブルーです。


昨日から、気温が大きく変化し、
朝夕の冷え込みが一気に増したような気がします。

私の故郷、岩手県盛岡市から見える岩手山も昨日、初冠雪を記録。
10月末には平地の紅葉も終わり木枯らしが吹く街でした。

仙台で暮らすようになってから、
「秋」が長いなぁ~とずっと思って過ごしてきましたが、
それにも、近年はすっかり慣れてしまって・・・・
寒さへの抵抗力も無くなってしまいました。
環境とは感覚を変えるものですね。






昨日、お天気も良かったので、
今年初めての紅葉を求めて、
山頂が紅葉の見ごろを迎えたという栗駒山へ行ってきました。


途中の道路情報で、
渋滞情報が出ていたのには驚きましたが、
平日にもかかわらず、駐車場への長い行列があったようです。
それなら・・・と、手前で早い昼食を済ませて、更に向かうと、
ようやく帰り車とすれ違うようになって、
13時ごろ、満車に近いでしたが、スムーズに入ることが出来ました。


栗駒山は、宮城・岩手・秋田の3県にまたがる標高1,626mの山。
前回訪れたのは、2012年10月15日
4年ぶりでした。
車で、岩手県・一関側から向かい、宮城県大崎市へ下るルートで回ってきました。







ひとつ大きな違いは、
前回は登山道から入って、
駐車場や周辺の山波を見渡せるところまでルナと一緒に行けたのですが、
今回は、足湯を過ぎて登山入り口に、
「犬・ペットの入山禁止エリアです。」の看板がありました。
山形在住の折に、登山マナーを勉強したので、
今回はルナを連れて登る気持ちはありませんでしたが、
改めて、そのルールに添って、ルナを散歩させて、車でお昼寝してもらいました。






前日夜の雨が、途中にたくさんの水たまりを残し、
足元が悪く、また、多くのと登山者とのすれ違いも大変でしたが、
最初の分岐点から、「賽の磧」方向を選んで、そちらへと向かってみました。










登りの厳しい細道を抜けると、突然、広がりのある場所に出ます。
今回、夫も写真を撮ると言って、カメラを持参したので、
いつもよりゆっくりなペースで、私の先になったり後になったり・・・

その途中で出会った方から、
「この先に、もっといい写真スポットがあるよ!
そんなに時間はかからないから、行ってみた方が良い。」
私達のような山歩き初心者には、すれ違う人たちの情報は有難いもの。
それではと、もう少し前進することにしました。















教えてくださった場所は、ここです。

登山入り口から、およそ30分ほどでここへ到着!!







栗駒山は、自然景観が国定公園に指定されており、
紅葉シーズンには、ナナカマドの赤とカエデの黄、
火山岩の黒のコントラストが美しく、訪れる人を魅了する・・・
そんな解説通りの場所に立って、
今年最初の紅葉を楽しむことが出来ました。











「山はハマるなぁ~」 夫がそう言うので、
「どうしてかしらね?」私が訊ねると、
「非日常だからかな・・・・」

夫にとっては、まさしくそうなのだろうと思いました。
私達よりも一回りは年上と思われるご夫婦にたくさん出会いました。
たとえ頂上まで行かなくても、
この素晴らしい彩りの中に包まれて、深呼吸するわずかな時間。
今年も二人で大事にしながら・・・ルナが待つ場所へ下山。


 


コメント (18)
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