こころの染織

ひと針ひと針心を繕います。
第8章・・月あかりの散歩道・・・私とルナと一緒に月に想いを馳せて散歩しませんか~♪

凍る日の記憶

2017-01-15 16:08:40 | 第4章・あかりの灯る空色の家

アメリカン・ブルーです。


つい数日前まで元気に綺麗に咲いていた庭のすみれ達・・・
さすがに、4日続きの雪にしおれて、本来の季節を感じているようです。



昨日はどんと祭 





正月飾りや1年間使わせてもらったお守りやお札を炊き上げて、
その火に当たって、無病息災を願います。
夫の最後の厄年のお札を持って、行ってきました。
「どんと祭」の頃が、最も寒く感じる季節ですが、
その分、この燃え上がる火のそばがとても暖かく感じられます。







今朝は、この冬一番の寒い朝でした。
空が真っ青で綺麗でしたが、
お隣の家の雨樋付近に、氷が面白い模様を描いて、
今日の寒さを物語っておりました。


とは言え、仙台辺りの寒さはまだまだ序の口。
真冬日にはならないので、日中には雪も大方消えて、
また振出しに戻るような所です。
最も、わが家のある場所は、仙台市の一番南で暖かいようで、
同じ市内でも、北の方、山沿いの方はもう少し雪も多く、気温も低いようです。





私は、更に北の盛岡の育ちなので、
寒さには強いとずっと思ってきましたが、
さすがに仙台生活が長いともう「極寒」を忘れてしまいそうですが、
今朝の寒さで、あの一番寒かった記憶を思い出しました。

高校生の頃だったと思います。
冬休みに父の転勤先だった岩手県二戸市へ帰省し、
母と二人で青森県との県境にある金田一温泉へ泊った晩のことです。
そう・・・あの、座敷童で有名な金田一温泉です。
ひなびた旅館で、小さな部屋でしたがコタツがあって、温泉に入ってゆっくり過ごしていました。
さて寝ようかと布団に入ったのですが・・・・
それから、襲ってきた余りの寒さに眠ることが出来ず、
母と二人で、こたつの中へ布団の足元を引き入れ、
それでも顔が寒くて・・・頭から布団をかぶってようやく朝を迎えました。
その日の最低気温を聞いてびっくり
マイナス16度でした。。。

この話は、もうずいぶん前の話なので、
今は、金田一温泉もそれなりに暖房をしっかりしていると思います。
なんという名前の旅館だったのか・・・
記憶がありませんが怖いもの見たさでまた行ってみたいような気もします(笑)


盛岡でも、最低気温はマイナス12~13度になる日はあるんです。
実家に年末に行くと、正月用品を買い込んだ姉が、
「凍って困るものから冷蔵庫に入れて~」
何かおかしなことを言っているものでした(笑)
つまり、野菜類の事を言っているようで、
肉や魚は発泡スチロールに入れて、庭の天然冷蔵庫でOKと言う事でした。
朝早く起きると、廊下がダイヤモンドダストのように
キラキラ輝いているんです。


今は、その実家も閉ざされたままで、
姉も盛岡の中心部にあるマンションの4階生活。
「寒さ知らずで、暖かいよ~^^」
そうなんだぁ~  





さて、そんな寒中の楽しみはこれです。
今年も取り寄せました。
茨城産の丸干し芋です。
大好きです





もちろん、オーブントースターで少し焼いて食べます。
冷たい風に当たらないと良い出来栄えにならないと聞きました。
最近は、上手く出会えば店頭でも買うことができますが、
やはり美味しいものはより美味しく!!がモットーなのでね


凍る日の記憶を辿りながら、あら・・・


三時のおやつ時間も過ぎました・・・・


コメント (12)
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