アメリカン・ブルーです。
「ようやく、お花見へ行ってきました~」
昨日、そんな気持になって、
きょうはそのことをお伝えできそうです。
仙台の桜は花冷えだったり、何年振りかの嵐のような風に阻まれ、
タイミングを失ったかのようで、
ゆったりとした気持ちで眺められずに残念に思うばかりでした。
「花でもてなす喜多方
日本最大級のしだれ桜並木」
そう書かれた新聞広告を何故か大事に切り抜きしていました。
そこに写る写真が「いつか行ってみよう!」
そんな気持ちにさせていたのでしょう。
3月からずっと目に止まる場所に置いていました。
決して今年行こうと思っていたわけではありませんでしたが、
「喜多方へ行ってみる?」
夫が朝になってそんなことを言ってくれたので、
急いで支度をして出かけたのはもう10時を過ぎておりました。
ルナも今日はさくら色のワンピース。
行き交う人から、相変わらず「可愛い~」の外に、
「わんころんだね!」とか、「かなり太っていたね・・・」
数歩以上離れて歩いている私とすれ違う時に聞こえてくる会話です(笑)
でも、ちゃんと「待て!」が出来て、記念写真が撮れました。
夫は仕事の関係で福島県の会津若松までは、いったい何度出かけたことか・・・
喜多方市はその隣にあって、
とても長閑な景色があちらこちらと広がるのんびりとした街です。
私も3度目でしょうか・・・
蔵の町ですが、もっとも有名なのは「喜多方ラーメン」です。
昭和59年に廃業になった国鉄日中線跡地を遊歩道として整備したもので、
喜多方駅から徒歩3分の場所にあります。
遊歩道の入り口から全長3kmにわたり、約1000本のしだれ桜が植えられて、
満開時には桜のトンネルの中を歩いている気分が味わえます。
そんな内容が綴られている切り抜きの下に、
喜多方の観光物産協会の電話番号があったので、
夫が「開花状況を聞いてみようか?」電話をかけてくれました。
開花は4月下旬・・・と書いてあるし、
今年は、福島の桜よりも仙台の桜が早く咲く異常事態だったので、
せっかく行ってもね・・・そんな気持ちでした。
「ソメイヨシノは満開ですが、しだれ桜はまだ4分咲きです。」
そんなお返事でしたが、思い立ったら下見でも行きたい夫の事・・・(笑)
まずは行ってみようか~とここへ辿り着きました。
木によっては、すでに満開の物も沢山あって、
4分咲きと言うのは、総本数の4分が咲いているという意味だったようです。
遊歩道の両側がトンネルになるのにはもう数日かかる感じでしたが、
いえいえ、十二分にこれほどのしだれ桜並木を歩けて嬉しかったです。
来てよかった!
行ってみようか・・・そう言ってくれてありがとう
桜ウォークと書かれた看板に誘われて、
この日は風もなく穏やかな天候で、多くの方がカメラ持参で長い距離を歩いていました。
そんなところで、たまたま望遠レンズに切り替えて覗いていた時・・・
「えっ」
目の前を行く男性と奥の方の車いすの方の間を駆け抜ける何者?
あの走り方は・・・東根生活で何度も見かけたあのお方では?
ちょっとテンション上がって、その場所まで行くと、
居るいる~♪
つがいのキジさんでした~
キジの雄は見事な色合いなのに、
雌はなんとも目立たない姿で・・・昔の日本の女性のようです(笑)
全長3kmの遊歩道をほぼ往復したので、
今年の桜を心置きなく見たような気持ちになりました。
ルナは、さすがに歩き疲れたようで、時々夫に抱っこされて・・・
カートを持ってくるべきだったか。。。 反省。。。
家に帰ると、夫は腰が痛いとひどそうで、
お風呂に浸かって痛みの緩和ケア。
今朝は、ロキソニンの湿布を貼って出勤しました。
今までは何でもなかったルナの重さと長時間の車・・・
さすがに年齢を感じてきたこの頃です。
いつも行っている場所の桜も綺麗ですが、
初めてみる桜の景色はまた新鮮で、
なかなかうまく映りませんでしたが、残雪の山と桜・・・
この地域で見られる「春模様」を感じます。
嬉し過ぎて写真が多くなってしまいましたが、
次回は、喜多方周辺のお話を続けたいと思います。