こころの染織

ひと針ひと針心を繕います。
第8章・・月あかりの散歩道・・・私とルナと一緒に月に想いを馳せて散歩しませんか~♪

一枚の葉書

2011-03-21 15:57:53 | 第1章・青の家
皆さん、お元気ですか?
前記事へもたくさんの励まし、ありがとうございました。
毎回、応援頂いている皆さんにはコメント返しもできないまま、有り難さを心に蓄めています。また、リンク先から飛んで来てくださった方にも、ご挨拶も出来ていなく、もどかしいのですが、本当に嬉しく、力にさせて頂いております。
パソコンが使えるようになりましたら、お伺いさせて頂き、「ありがとう。」を伝えたいと思いますm(__)m

さて、一昨日、仙台に帰り、家のポストに一枚の葉書を見つけました。
盛岡市に住む友人からでした。
私が家を出るときに、停電中だったので、ブレーカーを下ろしてきましたので、何度も電話をくれたようですが、不通で、葉書に自分の携帯メールアドレスが書いてありました。
彼女とは、いつも家の電話の交流で、携帯の繋がりが有りませんでした。
昨日、こちらからメールを送信してみると、間もなく返信が帰ってきて、それはもう、無事を喜んでくれました。

今回の震災から学ぶことは多く、携帯電話は中でも、必需品であり、懐中電灯、ラジオとともに、ある意味、命綱のようでもありました。

携帯電話の車の充電器もかなり活躍しました。携帯電話の充電が切れると心細くなり、ワンセグも安心して見ることができ、情報を得ることが可能でした。

昨日は、午前中はブロ友さんの電話番号を教えて頂いている方の所へかけてみました。
皆さん、本当に親戚家族のように心配してくださり、心強く感じました。

午後から、正直なところ、少し、疲れが出てしまって、何もする気持ちになれず、携帯からのブログ投稿も休んでしまいました。
一旦、ここで、ブログも閉じようか悩みましたが、繋がらないパソコンを開き、思い出の画像や動画をアルバムのように見続けました。

菜の花、桜、向日葵、コスモス、コキア……
仙台七夕、閖上の海は涙かこぼれました。
思い出は壊れた訳ではなく、また、こから作ればいい!

気を取り直し、もう少し、ここで、皆さんの優しさにすがっていても良いでしょうか……

ルナはここの生活に落ち着きをみせ、私のそばで、無邪気に眠り続けています。
ルナを触っていることに癒されて、1日を過ごしています。
コメント (21)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

仙台へ……

2011-03-19 23:54:59 | 東日本大震災
アメリカン・ブルーです。

毎日、温かいメッセージありがとう。
ここに書き込んで頂くことで、孤独感、悲壮感から解放されて、みんなの輪の中に一緒に居るように思えます。
昨日も今朝も、お風呂に入りました。
身体の奥の奥まで癒されるようで、パパさんなど、「うわぁ~~~~」と大きな声で叫んでいました。
どれだけ、我慢して、耐えて、私達の為に一週間、愚痴ひとつこぼさず………

今日は、ようやく、休みをもらい、気になっていたその後の家の様子見と不足の物を取りに、仙台に行ってきました。
四号線を北上し、名取から入ってイオン経由、閖上方向から家に向かいました。

閖上の入り口には規制線が張られ、その周辺ですら、津波の爪痕がまざまざと見受けられ、私達が知っている景色はありませんでした。
そこで、手を合わせて、鎮魂の祈りを捧げて来ました。

閖上の私のお客様も、中には自転車で来られるほどの近距離で、
皆さんの消息も未だつかめておりません。
月曜日に約束していた、例の奥様内緒の紳士に取り敢えずの電話を入れてみたら、
こちらにも電話をくださっていたらしいのですが、震災の日から一度も家に帰っていない……と言ってました。
私の事情も理解いただき、いつまでもお預かりしていますので……と再会を約束しました。

仙台市は福島市より、お店の再開が遅れているのか、友人のMちゃんが、大好きなパンが食べたいけど、手に入らない…と言うので、何としてもお土産にパンを持って帰りたくて、
朝からパパさんと三軒、パンを求めて走りました。
私もようやく、誰かの為に走れて、長いレジにも並びました。
でも、何故かとっても生きている!そんな実感で、お肉も買って、真っすぐに届けに行きました。

そんなMちゃんからは、貴重な灯油を分けてもらい、そして、久しぶりのパンが美味しくて、涙がこぼれそうだったと〓が♪
嬉しかった!

お向かいのお宅にも一緒に二度ほど避難して、その間、毎日お湯を分けてもらっていたので、パンを届けました。
間もなく、お返しにと高級チーズがやってきました。まさに、わらしべ長者のようなこのやりとり……
ここに住んで23年目、仲良く暮らしてきて本当に良かった!

都市ガスは復旧の見通しは皆無らしく、1ヶ月とかいうレベルではなさそう……
今月いっぱいて、あとは私が何処で踏ん切りをつけるか……と想いながら、
Mちゃんに見送られながら福島市に戻りました。
ルナはもうぐっすりです。

パソコンを一瞬立ち上げてみましたが、投稿できず、道すがら撮影した、美しい吾妻連峰と延々と広がる青空の画像は、私の目にのみ、保存されています。
コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あれから一週間…

2011-03-18 14:55:52 | 東日本大震災

アメリカン・ブルーです。

皆さん、昨日も、たくさんの励まし、ありがとうございましたm(__)m

ようやく、日にちや曜日の感覚が戻ってきました。
昨日復旧したはずのガスが午後からダウン。
今朝、遂に、サービスステーションに電話してここまで何とか来てもらった所、
ガスボンベが傾いていて、開封バルブが半開状態だったそうです。
お陰様で、これでライフラインは回復で、今夜はパパさんにお風呂に入ってもらえそうです。

午前中に久しぶりに電話をくれた友人との会話で、
お風呂に入れないし、着替えて居る間の余震も怖く、家に洋服も下着もちゃんとあることを忘れて、一週間目の今日、着替えをすることが出来たよって言う言葉に笑いあいました。

私も、あれから、パジャマに着替えて寝ることは出来ず、いつでもそのまま外へ出られる格好で、靴下も夜中まで脱げません。

今日は、少しだけ、手洗いで、パパさんのものを洗いました。
久しぶりの家事にも、何故か幸せがあります。
食洗機も洗濯機も無くても、なんだろう~
なんとかなるじゃん♪
ビニールロープを工夫して、部屋の中に物干し場を仮設……えへっ
だって、外は、放射能が危ないから干せないしね!
なるべく、頭を使うと、あらら……私もやれば出来る子?なのね(笑)と自画自賛。



ルナは午後からはいつもずっと寝ています。
パパさんが帰ってくると、大騒ぎで離れません。

今日は、この時間、私も黙祷を捧げました。
犠牲になられた方々のご冥福を祈り、私達の復興を願います。



仙台在住の友人や知人から、もうしばらく帰らないほうがよいとの情報。
状況はかなり厳しい様子です。
もうしばらく、こちらで頑張ります。
コメント (19)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ルナと握手

2011-03-17 12:21:47 | 第1章・青の家

アメリカン・ブルーです。
今朝は雪景色になった福島市ですが、この時間は陽射しが戻り、青空も広がっています。
連日、皆さんからの励まし、応援、情報、本当にありがとうございます。
これは、間違いなく私の心の力になり、癒しになり、復活に繋がる足掛かりとして、
毎日、何度も繰り返し読ませていただいております。
いま、本当にパソコン教室に通い、ブログを始め、たくさんの優しいブロ友さん達と出会えていたことを「良かった!」と大きな声で伝えたいです。

その、パソコン教室の校長先生、家族の安否を心配し、津波に向かって家に向かい、波に飲み込まれ、助けられ、
病院に四日間、入院されていたそうです。
家を失いましたが、ご家族は無事だったそうで、九死に一生!
宜しければ、私のブックマークから、応援お願い致しますm(__)m

さて、私の方は、今日は嬉しいことがありました。
今朝、お水とガスが復旧して、震災から一週間、
ようやく、先ほど、暖かいお湯で髪を洗うことが出来ました。
嬉しくて、ルナと握手をしてしまいました。
今日も、燃料は節約で、夕方まではルナ暖房です。

いま、パパさんから電話で、従業員食堂が始まったので、今日はお昼にカレーライスが食べられるそうです。
とっても嬉しそうで、子供のように、電話をかけてきたのかと、私も可笑しくなりました。
私にも、昨日、ようやく手に入れてきたカップ麺を食べていいよ!って言ってます(笑)

こんな些細なことが嬉しくて、有り難くて、忘れないようにしないといけませんね。

仙台に帰ろうか迷っていましたが、気温があまりにも低く、この小さな部屋のほうが良いのかと思うし、
パパさんが、私とルナがそばにいることが一番安心な様子なので、もう少し、ここで様子を見ようと思っています。

今朝、みちみちさんから電話をいただき、「笑おうよ!」って、彼女のいつもの爆笑ネタの提供に、
私も思わず大声で笑って、しばらく使っていなかった腹筋がよじれて、痛いのなんのって、涙かこぼれました。

大丈夫!

必ず元気になれます。
コメント (22)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

暖房はルナ

2011-03-16 12:04:30 | 東日本大震災
アメリカン・ブルーです。
昨日も、皆さんから、沢山のご心配、応援メッセージ、ありがとうございます。
とても嬉しく、気持ちの支えになっています。

昨日の福島原発の件は皆様もご承知のことと思いますが、
私がいま居ります福島市は、約60キロほど離れた所にあります。
しかしながら、安全のため、エアコンを切り、換気扇を止めて、今日の私の暖房は、ルナの温かい自家発電に頼っています。これがまた、あったかいんです。

もう、今日が何日過ぎたのか…よく解らなくなりました。
昨夜、パパさんが持って帰ってきてくれた、398円のお弁当!
これ、食べていいの?って、思わず躊躇してしまうような、何日ぶりかのおかずの入った夕飯を採ることが出来ました。
お腹がびっくりしないように、静かにゆっくり食べました。
人参と玉子焼きはルナにも分けてあげました。
いままでの自分の生活をいっぱい反省しながら、この晩餐に深い感謝でした。

ご心配いただいています、パパさんの風邪も、いくらか快方に向かって、咳の回数が減ってきました。
地震の直前に病院から薬をもらっていて、本当に良かったです。

実家の母も、今朝〓が繋がり、近所の茶の湯のお弟子さんが来てくれて、
家の片付けを手伝ってくれている所だったので、お礼を言葉で伝えることが出来ました。
いま、窓の外は雪が風に舞っています。
昨日とはまったく違った気温になっています。
避難所の皆さんを思えば、私は十分、守られた環境です。
仙台の家に電気が回復したらしいので、ガソリンが手に入れば、
ルナがそろそろ限界なので、帰りたいと思っています。
コメント (19)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする