こころの染織

ひと針ひと針心を繕います。
第8章・・月あかりの散歩道・・・私とルナと一緒に月に想いを馳せて散歩しませんか~♪

新品種「だて正夢」

2017-11-07 17:06:52 | 第4章・あかりの灯る空色の家

アメリカン・ブルーです。

 

昨日、今日と最低気温は一ケタになっていますが、
日中は小春日和で暖かな・・・「儲かった」ような日となりました。
そんな日でしたが、
出だしはとても残念。。。
今日は、ルナのトリミングの日を予定してカレンダーに書き込んでいたのですが、
午前9時半を過ぎてもお迎えが来ません。
「どうしたんでしょうか~?」
電話をしてみると、「来週ですよ!」と言うのです。
「先月、17日にお願いしたので、3週目は今日ですよね?」
そう言って、ようやく、先方の非を認めてくれました。
どうやら、先週予定を変えたグループと一緒の予定に入っていたらしく、
それを私に連絡してこなかったようです。
「来週でも良いですか?」
ルナのために、こことは拗れたくないので・・・
良いですけれど・・・(デカケルツゴウガアッタノニ・・・モォ~







家の前のバス通りが、昨日から全面的な舗装工事に入って、
我が家の前が片側交互通行になっていて、
工事車両や、多くの工事の方々色々が聞こえてくるので、
ルナは、昨日から落ち着きません。
今日は、トリミングで1日外出すればその方が良いだろうと思っていたのです。
勝手な段取りは上手くゆかないようです。







10月の末に、友人からの贈り物。
こちらも毎年この時期に「新米」を送ってくれます。
住んでいるところが、宮城県の県北の米どころに近く、
やはりそこのお米は美味しいと思っています。
今年は、天候不順と言うか、夏が無かったせいか・・・・
お米の刈り取りが遅れて、いつものお米が買えなかったとのこと。
それでも・・・と、この3種類の食べ比べセットを送ってくれました。
こういうのが好きです(笑)

ちょうど新米が出回り始めたころに、
いつも見ている「羽鳥慎一モーニングショー」でお米の話題が出ていて、
コメの品種の話の中で、その種類は全国で300種類ほどあるのだとか・・・
私は、そこにいつもレギュラーコメンテーターで出演する、
テレビ朝日の玉川徹氏の「そもそも総研」のファンで、
彼は、ちょっと物事を見る角度が曲がっていて?そこが良いのですが、
実は宮城県出身で、その日も、
「世の中は、コシヒカリ、コシヒカリって言うけれど、本当に美味しいのか?
やっぱりコメは、宮城県のササニシキ!!」
何度もそう力説して郷土愛溢れているのです(笑)
夫も、ササニシキファンです。
パリッとして、固めで、すっきりしたお米です。
私は、山形産・つや姫や北海道産・ゆめぴりかが好きです。
特につや姫は、冷めても美味しいし、万能型のお米です。

そんな玉川氏をなだめるように、
一緒にコメンテーターをしている住田弁護士が、
「今は、料理に合わせてお米を選ぶ時代になってきた。」と言っていましたが、
私もそう思います。
一種類のお米にこだわることなく、
家に、少しずつ、何種類かのお米を置きたいと思うこの頃です。
出来れば、水加減や品種を夫と別々に焚きたいと思うくらいです(笑)
えっ・・・いつもですか?
ほぼ、自分好みに仕上げています(ゴメンナサイ)


 



さてさて、相変わらず前置きが長くなりました。
そんなところに新登場した「だて正夢」
宮城県が高価格帯のブランド米として市場展開を目指す新品種。
一般向け販売が7日、今日からと言うことで、県内の米穀店や百貨店など約200店舗で開始。
早速、それを買いにイオンへ出かけました。
さすがに、お一人様一袋限り。。。
自分が持てる分と思って、3袋ぐらい買って、
美味しかったらどなたかへ送ろうかと思っていました。
残念です。
今年は、作付け限定なので、販売も試験的で、今回出た分だけの可能性があるのです。
伊達政宗の生誕450年祭に合わせての登場でしょうけれど、
村井県知事は、「天下を取るブランド米に育てる。」
そのように話しているとか・・・(笑)

さてさて、「だて正夢」天下人になれるでしょうか・・・

正夢ですからね!!


と言うことで・・・いま、焚いております・・・
楽しみですぅ~♪


   皆さんもおススメのお米を教えてください。





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落葉の盛岡へ

2017-11-03 23:28:22 | 第4章・あかりの灯る空色の家

アメリカン・ブルーです。


今日は、母の四十九日の法要で、盛岡まで出かけてきました。
私の記憶の中では、11月も中旬になると初雪の便りを聞く、
そんな少し手前の故郷は、木枯らしが始まるイメージだったのですが・・・

今日は、考えられないくらいの暖かさで、
礼服の上着を手に抱えたいほどの気温と、
風も無く、小春日和のほんのり眠くなるような穏やかな日に恵まれました。






11時半からの法要のため、余裕をもって着けるようにと、
8時半には、ルナを留守番させて夫と2人で出かけました。

今夜、各局のニュースで東北道の多発事故について報道しておりましたが、
その場所をおよそ30分ほど前に通過していたので、
事故渋滞に巻き込まれることなく盛岡へ着くことが出来ました。
確かに道路は混んでいて、
3連休の初日だね~と夫と会話しながら向かったのでした。






県庁・市役所前の通りです。
紅葉は、見頃を過ぎて、落葉が始っておりました。


お寺さんも混んで?いて、
30分刻みで、控室が用意されていました。
和尚様もお忙しい季節なのですね。。。
法要は少し前倒しで始まって、
それから、四十九日の塔婆をもって、墓所へと向かいました。






この時期なら、岩手山は冠雪をしていて・・・
そう思っていましたが、お天気が良かったのに、
そこだけ雲がかかって、ほんの少し覗いている山の頭に微かに白いものだあるだけで、
今日の暖かさを物語っておりました。







今朝、たまたま、ある番組で「線香をあげる」の意味を解説していて、
亡くなった人は、四十九日までの期間を使って極楽浄土へ旅に出かけます。
この間の食事が、「線香の香り」だというのです。
香りのみを食べて過ごされるので、
線香をあげる・・・と言うのだ・・・
タイムリーにその話を聞いた気がしました。
良い香りのする線香をあげながら、
故人が旅立つ準備を手伝い、
また、その香りが悲しみとの向き合い方を教えてくれるようにも感じます。






霊園をあとにして、
また、市街へ戻って来ました。
面白い木を見つけました。


私達は、まだ生きているので、「香」のみでは暮らせません。
姉が、準備してくれていたレストランで、母を偲んで食事をしました。






シェ・ムラ・ブル・リス

岩手の食材を生かした大人のフレンチレストランです。





このお店は、とんかつのむら八グループのひとつだそうで、
経営者の息子さんがフランスで勉強してオープンさせたとか・・・
姉夫婦の家の近くにあり、お気に入りだそうです。
むら八の上田店というのは、実家のすぐ近くにあって、
母は、その店のエビフライやカキフライが好きで、何かあると、「むら八へ行こうかぁ~♪」
随分通ったものでした。


料理は、どれも美しい盛り付けで、
また、かぼちゃのスープも魚料理もひと工夫されていて、
目の前で、追加のスープが注がれる楽しさ!
フレンチが久しぶりだったので、嬉しかったです。
美味しいものがとにかく好きだった母の供養を、十二分にさせていただきました。







日暮れが早いですね。
宮城県大崎市付近で、高速道路を走行中に撮りました。
西に夕陽が沈むやいなや、
東の空に、まん丸なお月さま・・・・・


夫の母の言葉を思い出します。
「どんなに良い人であっても、亡くなった後の葬儀や法事に天候が荒れると、
どうしてこんな日に・・・そう思われるものだ。
季節の良い時に亡くなると、みんな善き人になれるものだよ。」


母はきっと善き人になって、旅立ったと思います。






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トンネルの向う側

2017-11-01 21:54:02 | 第4章・あかりの灯る空色の家

アメリカン・ブルーです。



昨日は、叔父の見舞いに米沢へ向かいました。
仙台を出るときは、曇り空でしたが、雨の予報は無く、
特に気にせず走り始めたのですが、
高速道路、福島の手前辺りから時折小雨が降っては止んで・・・


それでも、暗い雲の間から薄日が差すと、
早くも冠雪した美しい吾妻連峰の姿が見えました。





お天気が良ければ、この秋、3回目の紅葉便りを届けられましたが、
生憎の雨模様・・・

東北中央自動車道の米沢北IC~福島大笹生ICが11月4日開通で、
福島―米沢間がおよそ40分かかっていた栗子峠の山越えが、
間もなく半分の20分で着けるという朗報。
山を登らず、トンネルを走らせ、
雪国への道を確保したというそのトンネルは、東北一長く、
日本で3番目に長いトンネルになると言います。
私達も今後はそのルートを使うことになるので、
この国道13号線の長い長いトンネルですが、
ここを抜けるのもおそらくこれが最後になるかと思います。







叔父は6人兄弟だったという夫の母の一番下の弟です。
もう、この叔父ひとりとなってしまいましたが、
一番親交があった叔父で、83歳になります。
兄から「叔父さんが、大腿骨骨折で入院した。」
そんな連絡を貰ったのは、ちょうど母のことで盛岡へ通っていた頃でした。
叔父のことも気にかかっておりましたが、
大腿骨骨折であれば、きっと長い入院になるだろうし、
当面は見舞客も切ないだろう・・・と言うのが私の考えでした。
その後の母のこと、夫の検査のこと、
いろいろ重なるものが多くなって、お見舞いがすっかり遅れてしまいましたが、
前夜、遅くに帰宅した夫でしたが、
「今日、叔父さんのお見舞いに行こうか?」
朝起きると夫がそう言うので、思い立った日に出掛けないと・・・
そう思って出かける準備を始めました。







お見舞いに来るときは病院へ一緒に行くから・・・
兄がそう言っていたので、行く前に連絡をしました。
兄も、常に一人で家に居るので、
一緒にお昼ご飯でも食べようかと、まずは兄の家に寄ることにしました。
最初に出迎えてくれたのは、兄の唯一の同居人? 茶々姫です。







「は~い、ルナで~~す
「また来たのかぁ~~



兄によると、茶々姫は唸っていたとか・・・・(笑)
前回のルナとの攻防が記憶にあるのでしょうね。
兄が事務所に使っていた広いスペースは、室内ドッグランのようで、
ルナはそこへ入れてもらったのですが、
茶々姫と遊びたくて、爆走していました。


少し休んで、食事を一緒にして、
それから、叔父の病院へ案内してもらいました。


叔父は、リハビリセンターと言うところに居りましたが、
個室で、窓際にはまるで運び入れたかと思うようなデスク。
大学で教鞭をとっていた叔父らしい感じに、そこの椅子に座っておりました。
お盆の墓参りでばったりお寺で会った時には、
こんな日を考えてはいなかったのですが、
それから間もなくの骨折になったようでした。
リハビリセンターに入って2ヶ月・・・
通常は、3ヶ月しか居られないそうで、
それを目標に家に帰るリハビリを毎日しているそうで、
それは、土曜も日曜も無く、努力しているのだそうです。


そんな生活の中で、
叔父はずいぶんとこれまでの自分のこと、家族のことなど顧みる日々だったようで、
言葉の端はしに深い回顧の念を感じました。
人は、長く横たわることで、今までに見えなかった世界を感じ、
それは、ある意味、
トンネルを抜けたとき、その瞬間、向こう側に感じる感覚に似ているのではないでしょうか・・・
戸惑い、目の錯覚、新鮮な明るさ、
そこにいる自分を改めて見つめ直すようにも想いました。

「夜は眠れるのですか?」
「もう、ぐっすりだよ~(笑)」

午前一回、午後一回、毎日2時間のリハビリは、
むしろ、最近の生活より絶対的な運動量のようで、
お盆に会った叔父よりも元気そうに見えたのが不思議なくらいです。








夜、家に戻って夕飯を終えると、叔母から電話がありました。
お見舞いのお礼でしたが、
叔父が帰る前に家に手すりを付けたり、
段差をなくしたりの業者さんが来ていて、
病院へ行ったのが夕方になってしまったのだとのこと。
叔母も76歳になったそうですが、毎日、病院へ通っているそうで、
厳格な叔父が家に居ない分「のんびりできるのでは?」と余計なことを聞く私に、
「私もそう思っていたんだけれど、
居ないとなると、あ~これもしてくれていたのだ、これも・・・
忙しくなって、のんびりもできないのよ~」
そう言っておりました。
優しくて、ホッとする大好きな叔母さんです。

叔父が帰る日まで、きっと、一日も手を抜かずに過ごすのだろうなぁ~と思いました。






今日から11月・・・・
2枚続きのカレンダーは最後の1枚になりました。
紅葉から、落葉の季節へと変わって行きそうです。


明後日は、母の四十九日の法要で盛岡へ行く予定です。
あちらは、もっと、季節が進んでいるでしょう。



コメント (14)
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