花見日和を期待しているのですが、愚図ついた天気が続いてます。
今日の予報は雨のち曇り。
月曜日からお一人様状態で仕事がビッシリ忙しかったのですが、ようやく解放され昨夜はラウンジで一杯。
GW明けの平日のせいかこちらも貸し切り状態。
繁華街では警察官が飲酒撲滅の声掛けをしてましたが、帰りのタクシーの中でも飲酒事故の話題に。
ドライバーさんが「最近、また飲酒事故多くなって来ましたね」と。
ニュースで、今年のゴールデンウィーク期間中の飲酒運転での交通事故、逮捕者が11人で過去最悪と知り、この数日だけで11人もとビックリ。
タクシードライバーさんが「これだけ世間が飲酒運転撲滅へと動いているのに、なんで飲んで運転するのだろう」と。
沢山の人々と飲みュニケーションがある吉田類氏の記事の中に「お酒を飲んでも無事に帰ろう」の文字が。
温かみがありいいフレーズだなと気に入りました。
『酒場放浪記』吉田類の相談室:「女性から誘いのメールが!でも返信してもノーレス。なんなの?」
04月05日 05:00東京カレンダー
「酒場放浪記」で有名な吉田類。やはり酒飲みのイメージがあるのだろうか、つい先日も「ホーム転落防止キャンペーン」のイメージキャラクターに任命され、「お酒を飲んでも無事に帰ろう」と注意を呼びかけていた。
そんな"酒は飲んでも呑まれるな"の意識を持つ飲酒のエキスパート・吉田類が、今回も読者の皆さんからのお悩みに答えます。日本中の酒場で、たくさんの人々と酒を酌み交わし、語り合ってきた吉田類だからこその含蓄ある回答は必読!
お悩み1:返事を出してもやっぱり返信がない。気があるのでしょうか?ないのでしょうか!?
――もうすっかり春ですね、お花見シーズンですが、悪酔いで迷惑かけるのは注意ですね。さて、早速今回のお悩み相談へ参りましょう。
類「どうぞどうぞ」
――それでは、まずは44歳男性からのお悩みです。「会社の元後輩だった可愛い女子が、時折〝先輩、お元気ですか? お久しぶりです。またお目に掛かって呑みたいですね〞とメールを送ってきてくれます。ところが、〝おお、こっちは元気だぞ。そっちは今どうなの?〞と返信をすると返事がありません。なんだったのかな?と思いながら2年経つとまたメールが。でも、返事を出してもやっぱり返信がない。気があるのでしょうか? ないのでしょうか!?」。
類「ない!(断言)」
――即答過ぎる(笑)。相談者の方曰く、2年サイクルでこれが3度続いている、つまり6年越しらしいんですが。一体なんなんですかね、この女性の気持ちは。
類「彼女はね、失恋の度に電話してきているんですよ。そういうサイクル! でも、またすぐに次の彼が現れるから、この先輩に連絡するのを忘れちゃうだけ。他に理由はないですね(きっぱり)」
――確かに、失恋すると具体的にどうこうしたいわけでなくとも、自分を気に掛けてくれる人に連絡取りたくなるかも……。
類「その男性が人格者だとしたら、もっと頻繁に、夜中の2時に思い詰めた声で電話かけてきますよ。僕の経験上、女性が思い詰めるタームっていうのは大体半年に一度。そういう時に、自分が神のように思ってる人にすがりたくなるんですね。だから、彼女の中にあるそういうイメージを壊しちゃダメ」
――変な下心を出さず、人格者キャラに徹しろ、ってことですね。
お悩み2:こんな考えって、甘いですか?
――では次のご相談。今度は20代の男性からです。「今年で26歳になるのですが、大学院に行ってみたり、インターンの仕事も合わなくて辞めてしまったり、まだ就職できていません。何がしたい、というはっきりとした考えはないのですが、自分にしかできないことをする道を歩みたい。男なら30までには大きな目標を見つけなくちゃなあ……とは思っているのですが、こんな考えって、甘いですか?」
類「そんなことはない! 僕なんか、どんなことがあっても30歳までは仕事をしないと決めて、とことん遊んでましたから。まあ、僕の場合は、その結果遊びが仕事になったようなもんだね(笑)」
――そもそも、類さん就職してないですもんね。
類「そう。でも周囲の人々は勤めている人も多いし、いろいろな業界を外側から見ていると、彼らの悩みの本質が判っちゃうんだな。だから、心の病にかかった会社員の人を山に連れて行って、社会復帰させたこともありますよ」
――相談に乗るだけでは飽きたらず、具体的な人助けまで!
類「だからこの人はね、就職なんてせんでいいから、必死に目標を探しなさい。じゃあ、それはどこで探すか? 酒場でしょ!」
――呑みながら!
類「日本中の酒場で呑み歩いたら、30歳までに絶対見つかるって」
――答えは酒場にアリ、ですね。
類「そうそう。ただし、呑み代は自分で稼ぐように!」
■プロフィール
吉田類 高知県出身の酒場詩人。BS-TBS「吉田類の酒場放浪記」は、飄々としたキャラクターで大人気番組に。高知県観光特使及び仁淀川町観光特使としても活躍。最新刊『酒場詩人の流儀』(中央公論新社刊)が好評発売中!