運が欲しい

心の貧しさが運を下げる。もしもこんな方程式があったとしたなら。
知恵と勘を磨きながら、心の動きを探求。

サイレントキラー

2018年01月24日 11時00分00秒 | 日記

ある雑誌に「無能な上司は無能な部下を引き上げる」と言う事が書いてあり上手い事言うな、と。
情報過多の時代、出世しても「お前のオヤジ、忖度で偉くなったんだって」と言われてもキツイわな。

「肩書に拘るよりも、自分が得意な事を会社に貢献する」これが出来れば、忖度しなくても出世出来ますよ。回りを見るから焦って必要意外の動きをして目に止まり……

ふと、人事に居た人が亡くなった時の噂を思い出した。病死でもない事故死でもない突然の他界。
十人十色、色んな人生があるけれど亡くなった方の怨念を思うと…怖すぎる。

昨夜はあるビルの前にタクシーが数台。
また美味しい酒を飲んだのかな(笑)

会社をダメにする「サイレントキラー」の正体
2017年12月11日 00:00                10 M TV オピニオン
(前略)
●忖度する能力に長けたミドルが出世する構造

  小城氏は、通商産業省、カルチュア・コンビニエンス・クラブを経て、カネボウの代表執行役社長、丸善代表取締役社長を務め、企業再生に携わってきました。現場をよく知る小城氏の企業を見る目には信頼が置けます。

  『衰退の法則』は、「YOMIURI ONLINE」における柳川範之(経済学者・東京大学大学院経済学研究科・経済学部教授)の書評にあるように、その経験知を投げ捨てて「客観性を担保したいという意図から著者自身の経験は分析対象から外され、計87人、121時間に及ぶインタビューを実施して、多くの企業の内情に鋭く迫っている」ことから渾身の一冊であることが伺えます。

  レビュアーの柳川氏は、「社内調整能力や幹部の意向を忖度する能力に長たけたミドルが出世し、経営の意思決定も、波風を立てない予定調和的な色彩が強い。こういう企業は、平時には問題がないのだが、事業環境が激変する有事になると問題が顕在化し、衰退への道をたどってしまう」と本書の主張を端的にまとめています。

●非オーナー系企業が陥る衰退の構造がサイレントキラーとなる!?

 「東洋経済ONLINE」における、冨山和彦氏(IGPI代表取締役)と小城氏の対談では、「たとえば、非オーナー系企業が陥る衰退のパターンを見ると、経営陣の意思決定プロセスが予定調和的で、ガチンコの議論を好まない。ミドルはそれに資する妥協的な社内調整に励みます。いわゆる『忖度』と社内調整を行い、派閥に所属し、出すぎなくて気が利く人が出世する。偉くなる人は力のある人が一本釣りするのですが、そうやって出来上がった経営陣は、社内政治には強い一方で、残念ながら経営リテラシーや実務能力が低い。この衰退惹起サイクルがぐるぐると回るのです」と小城氏は述べています。

  柳川氏のレビューとほぼ同様の内容になりますが、ここが小城氏の一番伝えたい点なのだろうと思います。

  さらに言えば、「個々人にはまったく悪気はなく、一生懸命にサイクルを回していく。そして環境変化が起きると、この構造がサイレントキラーとなってしまう」ということです。

●自分の会社に潜むサイレントキラーを見つけるには?

  先述した「東洋経済ONLINE」の別の記事になりますが、「潰れる会社に必ずいる『静かな殺し屋』の正体 忖度できる便利な人材は危ない」において小城氏は、「自分の会社にサイレントキラーが潜んでいないかどうか、どの辺に注目したらいいですか?」という質問に対して、「まずはどんな人が偉くなっているか。忖度するのが上手、派閥・学閥・保守本流に属してる、気が利くだけ、なんてヤツばかり偉くなってる会社はヤバイでしょう」と述べています。

  また、「それと雑談のテーマ。昼飯や夜の飲み会、たばこルームで、ダメな会社はほとんど人事の話をしてますね。社内の人間関係とか。いい会社は顧客や競合、市場、製品の話などをしています」とも。

  よって、悪循環に歯止めをかけるためには人事部門に牽制機能を発揮させる、つまり人事部が一人ひとりの客観的データをもとにちゃんとした人事管理をおこなって、「有力者が子飼いを一本釣りで引き上げ」なんてことをさせないようにすることです。

  「現場・現実を重視し、事実に基づく議論を尊重する規範」の有無が、うまくいっている企業と、そうでない企業の違いであると先述の柳川氏は記述しています。ということで、みなさんの会社はいかがですか。ヤバい状態に陥ってはいませんか。
(以下略)


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