アラカンバァバの思い

あっという間に還暦過ぎてアァ・・ビックリ!

脳出血してから四日目に(四年前の出来事)

2011年04月12日 | ツレの介護
ITの仕事をしているツレにとり、パソコンは必須アイテムなので
当時使っていたノートを病院まで持って来てくれと再三言う。
恐る恐る医師に相談するとアッサリOKが出るので
病院に持って行って置いたけれど
それまでは出してくれと言い出さなかった。

4日目夜、私の帰り際に
「パソコンを出してくれ」とツレが言うので
ベッドテーブルに乗せるとただボーとなで回しているので私がスイッチを入れ
「パスワードをどうぞ」と言うと
ツレ「けっこう忘れたな・・・」と言って「○はどこだ?△は・・・?」と
ツレのパスワードの頭文字を呟いたと思うと
急にチャチャと右手だけで早撃ち
パソコンが立ち上がる。
けれど、
5分いじっただけで疲れた様子で止めてしまう。

帰宅して一時間ほどすると携帯が鳴りツレからの電話だと分かるが
消灯時間を過ぎてどうしてかけて来たんだ!
とそっちの方が心配で出るなり「だめじゃん!早く切って!」と言うと
何も言わずにガチャリと切れる。

だから携帯なんて病院では持たせたくないのにな・・・とため息がでる。

次の早朝と昼過ぎにもツレから電話があり
ベッドから降りられるわけもないツレがかけてくるとしたら
病室からなので焦って「かけちゃダメなんだよ!」と言うと
今度も無言で切る。

5日目にはパソコンを20分出来るようになっていて
パソコンを前にすると顔つきがシャキッとして
動かない左手をキーボードに添えようと自分で努力もしていて健気・・
夕食後ベッドにそのまま起こしておくと背もたれに寄りかかったまま
左に倒れないで座っている。前日までは直ぐにズリズリと左に倒れてしまっていたので
進歩の証と嬉しい
私が病院にいる間にルイボスドリンク2本を飲ませて帰宅する。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿