アラカンバァバの思い

あっという間に還暦過ぎてアァ・・ビックリ!

ツレが脳出血してから224日目(四年前の出来事)

2011年07月31日 | ツレの介護
初めての通所リハが今日から始まる

案の定ツレは食欲がなく
大好きなサンドイッチなのに、半分も食べない
以前から気にしていたので酔い止めの薬をいつもの薬と混ぜて用意しておく

何時までも酔い止めを飲んでいて欲しくないので
慣れてきたらフラセボと代えやすくしておきたいので
昨夜のうちから酔い止めを用意しておいて
今朝ツレが起きて来る前にニワライフと混ぜておいた

しかし、薬を半分飲んだら
「酔い止めは要らないよ
バスって聞いたからそれなら酔わないもん」と言う
あらら・・・と思ってツレの手元を見たが
もう薬は飲んでしまっていた

バスは酔わない・・?
以前はバスでも酔うって言ってたジャン!と内心思い
取り敢えずは飲んでおかせた方がやっぱりいいよと思った

迎えの車の到着予定の数分前に玄関の外に出てみたら
直ぐに車が来て
ツレがやっと車椅子に乗るのとギリギリ

運転手さんとスタッフが同乗してきて
優しそうな女性だったので
「何時もお二人で来て下さるのですか?」とお聞きすると
「同じメンバーとは限りませんがスタッフは何時も同乗します」と言ってくださる
安心する

ツレは
「外は気持ちがいいですね~」と女性スタッフにニコニコ話しかけ
ご機嫌な様子
「宜しくお願いします」とご挨拶
まるで子供を幼稚園バスに乗せた時のようで懐かしい気分だ

ツレが退院をしてきてからは
頭のどこかでツレが気に掛かり
外出しても
最短の時間で帰宅しようと気が焦ったりしているので
ツレがこの家に居ないと言うこの時間
何とも言えない開放感がある

掃除機をかけながら
「今日は天気もいいしヤッパリ外でご飯だ!」と思って
お隣さんを誘ってユックリ外出する

買い物をしてから水道道路を目差して歩いていると
遠くに大きな飛行船が目に写る
何だか得したような不思議な光景・・・

ツレがそろそろ帰る時間だと思い
玄関の外へ5分前に出てみると既に車が止まっていて
ツレ達が家の方に向かっている

ツレの表情は良いので一安心
車椅子を片付け玄関に入る

靴を履き替えていたツレがケア東久留米での出来事を
「今日ね、俺が新発明してね~」と楽しそうに報告し始める
「直ぐに仕事の予約時間になるから後で話を聞くね」といい
ツレは
「疲れたからそれじゃ一眠りするよ」と2階にあがって行く

夕飯の時に報告をしてくれたのは
落ち葉の形に切り紙をしたときに左手を使えないので
スタッフさんが押さえてくれたけれど
相手の手を切ってしまいそうになるので画鋲を貰い
紙の中央を画鋲で止めて紙を動かして切って行ったそうで
そのアイデアが
「凄い!」と何人ものスタッフさんに褒められ
写真まで撮ってもらったそうだ

自慢そうにしているツレに
「凄いジャン!
私がパパに惚れたのはパパのそう言う発想力なんだ」と褒めたら
ツレの顔がヘロヘロに崩れ嬉しそう

たくさんの出会いなどがあり
今夜の食事中は話題が豊富・・・
やっぱり行って良かった

時間が余って車椅子で居眠りしていたとか
塗り絵や切り紙してきたなんて以前のツレだったら嫌がっただろう

「リハビリとしたら物足りないよ」と言うので
「二度と行きたくないほど嫌だった?」と聞くと
「そんなに嫌じゃないよ」と返事

「嫌なら何時でも止めたらいいよ
でも嫌じゃないなら今の段階では行った方がいいと思う」と言うと
「お前に任すよ」とツレが言う



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