アラカンバァバの思い

あっという間に還暦過ぎてアァ・・ビックリ!

ツレが脳出血してから222日目(四年前の出来事)

2011年07月29日 | ツレの介護
午後から通所の佐藤さんと訪問リハの北田さんを含め
ケアマネさんの岩田さんとの介護会議をする為に家に集まって頂く
何度こんな用事で時間を取られるのだろうか?とふと疑問が湧く

やっと北田さんだけになり
ツレのリハビリが始まったので夕飯の支度を始めようとしたら
ツレが2階で私を呼んでいる
「きょうは復習だけでいいと思ったんですが上手くなっていたので
一つだけ課題を出していいですか?」と北田さんが言う

今度は膝の力をより強くする為に
左膝を曲げたままの姿勢で移動するという
ツレに取ってはかなり恐い課題が出る

またも夕飯が遅くなりツレの血圧も少し高めだと聞いたので
「今夜の一杯は無しよ!」と言うと
少し悄げてはいたが
「仕方がないな」とご飯を食べてくれる

夕飯後に「少しだけパソコンをやるよ」とツレが言うので
私は下で用事をする

しかし何時まで経っても寝る様子がないので見に行くと
ツレが車椅子で半分居眠りしながら落語を聞いている
「もう消灯時間を過ぎたわよ!」と寝かせ
ホッとして久しぶりに一階で日記を書いていると
ドスドス!と音がしてツレの杖が転がる音もする
何事が起きたのか
ビックリして2階に上がっていくと
ツレが電気を点けて起きている

「大変なことが起きた」
「寝ている間に考え事しててね・・手がピクピクと動いたの・・・
それで電気を点けて親指を動かしたらこんなに動くじゃない
だから細い物を掴めたら
本物だと思って枕元に置いてあった万歩計を、こうやって掴んだの
そしたらこんなに力強く持てるよほらほら見て」と
左手で掴んだ万歩計に付けた紐を右手で引っ張って見せている

私も引っ張ってみたらかなりの力で掴んでいる
「凄いね~」と言うと
「サッチャンに教えようと思ってドンドンとドアを叩いたの
そしたらステッキを落としちゃったの
ごめんね・・」
「俺、手が治るって思う・・・」

「だってこんなに手が温かいし」と肘を私に触らせて
「爪の色がこんなに綺麗なピンク色になって来てるもん!」と
嬉しそうに言う

パパちゃんよ~
今は12時過ぎだぞ~~
私がグッスリ寝ていても起こそうと思っただと~
でも、それ位に嬉しいことだったんだね

パパの手も足もチャンと治るよ・・・
良かったね・・・
証拠に写真を撮ってくれというが
明日も明後日も動くから
今夜はもう寝てと興奮しているツレを寝かす




最新の画像もっと見る

コメントを投稿