アラカンバァバの思い

あっという間に還暦過ぎてアァ・・ビックリ!

ツレが脳出血してから253日目(四年前の出来事)

2011年08月24日 | ツレの介護
急いで昼食を済ませ
「1時からはお客様が来るよ」と言って置いたのに
午後の仕事を始めた途端に
「サッチャ~ン」とツレが階段の上で呼ぶ

歩く練習を始めたら
私に見て欲しくなったと言う
20分程前に伝えて置いたことを忘れてしまったみたいな様子に
どうしたんだろうか?と不安になる

2名の方の整体を終えて急いでツレの支度を手伝い
北田さんが来る前に玄関にツレをスタンバイさせる

今日は北田さんに外歩きを見てもらえるのだ
しかし
北田さんが来る寸前になり「オシッコしたくなった」と言う
到着した北田さんが
「大丈夫ですから行って来て下さい」と言ってくれたので
急いでトイレを済まさせ
玄関に座らせて血圧を測って貰うと
焦って移動した為だろうか?
「上が170で下が110もありますね・・・」と
難しい顔をしながら北田さんが言う

気分を変えるために装具用の靴の注文を済ませ
もう一度測ると「140の90ですね」と言うのでひとまず安心

二人で歩いて来たツレが
「疲れたよ。全然休憩なしなんだもん」と言うので
家の中ではストレッチだけになる

帰られる北田さんに焼きリンゴを
「スタッフと分けて食べてくださいね」と渡す
「これがいい匂いの元だったんですね~♪」と大喜びで貰ってくれた

ツレは
「ストレッチの時に北田さんのお腹がグ~グ~鳴っていたよ」と笑いながら報告する
リンゴとシナモンの香りが漂っていた我が家だった

夕飯前にツレをお風呂に入れ
ツレが「0、5%ビールを下さい」と言うので用意して
私はご飯にしてしまうが
ツレは「お前も飲みなさいよ~」と言う

お酒を飲むと疲れが出てしまうので
そのまま夕飯を食べてしまう
食後に
「焼きリンゴください」とツレが言うので
全部北田さんとお隣さんにあげちゃって無いよ~と脅す

「うそ!!本当にないの~~??」とビックリするのが可笑しくて
「ギャハハ!一個だけあるけど私のだよ」とからかうと
「半分くれよ~
楽しみにしていたんだからさ~」と半泣き

「はいよ
一個ずつチャンと用意しておいたよ」と差し出すと
「旨い!母ちゃんのこれは本当に旨い!!」と大喜び

今日の献立の炙りマグロも蕪の煮物も珍しく
「旨い!」と言いながら全部食べきり
ツレは元気なんだな~と嬉しく思う
「俺、本当に良く食うよな」と自分でも言うので可笑しくなる

ツレは明日の通所用の服を自分でコーディネイトして
通所を案外と楽しみにして待っているようなので
ホッとする



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