脳出血してから１７５日目（四年前の出来事）

お隣さんに家の改修について説明していると
「部屋の前の段差に板を張ってそこにスロープって言うのは反対だな～
私の母の例で言うとね、段差は慣れて来るのよ

段差の前では
『今から段差があるからシッカリしよう』って自分に言い聞かせて
手摺りさえあればかなりシッカリ歩くのよ。

でもスロープってどこから始まるか本人には分かり難くってね
案外転びやすいよ
外出しても段差はどこでもあるでしょう？
スロープってあまり出くわさないよね？
だから慣れにくいのよ」と貴重なアドバイスを頂く
（このアドバイスがどれだけ的確なことだったのか感謝！
ツレは４年過ぎた今でも段差は慣れても
装具を付けた足では坂には苦戦しています）

病院でツレに説明すると
「それもそうだな、じゃスロープは無しにして」と決まる

大家さんへの改修説明で、スロープの件が一番難しいかな思っていたので
「手摺りだけならお電話でも説明できたね」と私が言うと

昨日とは打って変わってツレは
「大家さんは大切・・・
今回のことは、いい機会だからご足労だけど
二人の幸せの為なんだから山梨まで行って来てよ」と言う

私に異存があるはずもなく「チャンと行って来ますよ」と返事

ツレ
「サッチャン、僕のカメラを持って行って
大家さんご夫婦を撮らせてもらって来てくれない？」と言い出す

この家をお借りする際に大家さんは山梨に越されてしまっていたため
私達はお二人にお会い出来なかったので
お電話だけのお付き合いでは分からないことを
映像で知りたいと思ったのだとおもう

実はツレが言い出す前から
私もカメラを持って行きたいと思っていた
お二人を撮らせては頂けないかも知れないけれど
以前から
何度もお話に出て来る大家さんの広大な畑だけでも
撮らせて頂きたいと思っている

ツレは言い出して直ぐに遠慮が先立ち
「あ・・・やっぱりいいや・・・
カメラは持って行かなくていいよ」と言う
ニワライフ５包ロイヤルセレクト６粒

夜、次男が泊まりに来た
久しぶりにビールで乾杯して近況を聞く
「１６日に２１歳になりました」と聞くまでスッカリ忘れてしまった
この子の誕生日

母は先週も色々あって大変だったものな～
でも、ごめんね！
少し前までは覚えていたんだけれど
初めて君の誕生日を忘れてしまったね
しかし
６月の母の誕生日にメールの一個もくれなかったのだから
あいこだね、と言う

秋刀魚を塩焼きすると美味しそうに食べている
家に居るときはどちらかと言ったら肉派だったけれど
剛の舌には魚味が染み込ませてあるんだから当然だねと言うと
「美味しいです！」と完食