荒川三歩

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「男はつらいよ」第30作と現在の現場ー1

2023年11月06日 | 散文

副題は「花も嵐も寅次郎」です。1987年12月28日の封切り、1988年(昭和53年)のお正月映画で、マドンナは田中裕子です。

 

そして、相方には田中裕子と結婚した沢田研二、愛称「ジュリー」です。映画では、生真面目で朴訥な青年の役を好演しました。歌っている時とのイメージギャプに感心したものです。

 

さて、主な撮影場所が大分県なので現地を訪ねる気力がありません。よって、映像と柴又帝釈天界隈の現在とを対比します。先ずは、マドンナが帝釈天参道商店街「神明会」を歩くシーンです。

 

 

<現在の現場>

 

現地の高木屋老舗です。看板は変わりません。

 

高木屋は左右に2軒在ります。

 

 

現在は看板の色が変っています。

 

そして現実の「とらや」です。映画では殆ど外観は映りません。店から参道の映像が多いです。内部の様子はセット撮影だけです。

 

とらやの前の店です。寅さんの幼なじみの朝丘雪路の実家で登場した店です。マドンナがとらやに訪ねて来ました。

 

現在も面影があるように見えますが、映画のとらやはセットですね。前の店のシーンもセットだと思います。

 

そして、帝釈天は今でも変わりません。

今も不動の景色です。


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