副題は「花も嵐も寅次郎」です。1987年12月28日の封切り、1988年(昭和53年)のお正月映画で、マドンナは田中裕子です。
そして、相方には田中裕子と結婚した沢田研二、愛称「ジュリー」です。映画では、生真面目で朴訥な青年の役を好演しました。歌っている時とのイメージギャプに感心したものです。
さて、主な撮影場所が大分県なので現地を訪ねる気力がありません。よって、映像と柴又帝釈天界隈の現在とを対比します。先ずは、マドンナが帝釈天参道商店街「神明会」を歩くシーンです。
<現在の現場>
現地の高木屋老舗です。看板は変わりません。
高木屋は左右に2軒在ります。
現在は看板の色が変っています。
そして現実の「とらや」です。映画では殆ど外観は映りません。店から参道の映像が多いです。内部の様子はセット撮影だけです。
とらやの前の店です。寅さんの幼なじみの朝丘雪路の実家で登場した店です。マドンナがとらやに訪ねて来ました。
現在も面影があるように見えますが、映画のとらやはセットですね。前の店のシーンもセットだと思います。
そして、帝釈天は今でも変わりません。
今も不動の景色です。