ちょっと蒸し暑いですが、散策に良い季節です。緑に包まれた霊園の中に、更に緑に囲まれた墓地があります。まだまだ緑は若い青年期の緑です。
永井家の墓地です。永井荷風は、彼が愛した吉原遊女の投げ込み寺浄閑寺への埋葬を希望していましたが、生前仲が悪かった父の隣に眠っています。父の墓石が朽ちています。・・・どちらも気の毒に。
木漏れ日の下の永井家の墓です。
荷風が見ている景色です。
木漏れ日の霊園を行きます。
木陰は季節の到来が遅いです。紫陽花がまだ咲いていません。
いつ訪れても、端正な墓です。
涼を求めるなら泉鏡花の墓です。
木漏れ日とその姿が、ホッとするとともに、背筋が伸びます。
しばらくここで佇みます。