金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【重賞回顧】 札幌2歳S・小倉2歳S・新潟記念

2020-09-07 07:03:56 | 競馬

 まずは2歳戦土曜日の札幌5R芝1500mの新馬を勝ったキングマン産駒のシュネルマイスター。外々を周りながら、最後は力でねじ伏せる強い勝ち方で、時計も悪くありませんので、秋の2歳重賞戦線で活躍しそうです。日曜日の新潟1R芝1600mを勝ったレガトゥス、モーリスとアドマイヤセプターという良血ですが、良馬場で良さが出ました。モーリス産駒が経験を積むほど良くなる傾向があるので、先を楽しみにしましょう。同じく小倉2R芝1200mを勝ったエイシンヒカリ産駒のエイシンヒテン。前半からハイペースで逃げて、そのまま押し切りました。スピードを活かすレース運びが出来れば、まだまだ活躍ができそう。

 日曜日の小倉5R芝1800mを勝ったドゥラメンテ産駒のアドマイヤザーゲスケールの大きさを感じさせる強い勝ち方。秋に向けて覚えておきたい馬です。最後に新潟5R芝1800mを勝ったハービンジャー産駒のレベランス。今年の新潟は馬場が重く、いかにもハービンジャーらしい力強さ。荒れた馬場での強さは抜群だと思います。

 それでは札幌2歳S勝ったのはブチコの娘ソダシ、白毛初の芝重賞制覇だそうです。今年の札幌の馬場が相応に重くなったことも、ソダシに味方しました。来年のクラシック路線でも人気になりそうですが、むしろこれだけ力強い勝ち方をした、この牝馬に対しては、やはりダート路線での王道を歩んでいくことを期待したいと思います。白毛馬は、世界でも珍しい血脈ですが、これを大事に育てている金子オーナーにとっては、世界のダート競馬を制覇する夢を、クロフネ産駒の、この孝行娘に託することになる気がいたします。

 次は小倉2歳S勝ったメイケイエールは、今のところ、短距離路線ではヨカヨカと並んで2歳トップに立ちましたが、折り合いさえつけばマイルまでは大丈夫そう。クラシック路線も楽しみです新種牡馬ミッキーアイルに最初の重賞をプレゼントする孝行娘となりました。

 最後に新潟記念勝ったブラヴァスは、秋のGⅠ戦線が楽しみになりました。福永騎手も見事でしたが、佐々木主浩オーナーの強運も変わっていません。あやかりたいものです。


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