金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【重賞回顧】 紫苑S・セントウルS・京成杯オータムH

2020-09-14 07:08:31 | 競馬

 まず土曜日の紫苑ステークスから。稍重までで収まった馬場で、スローペースの前残りのレースになりました。勝ったマルターズディオサは、GⅠ2着でチューリップ賞を勝っている実績馬ですが、桜花賞・オークスでは結果が出ておらず、距離に限界があるとも見られていました。この2000mの紫苑Sを勝ったので、それを払拭して見せた訳ですが、スローだったことが味方した面もあるかもしれません。2着のパラスアテナは、中段から4コーナーでスッと前に入った武豊騎手のファインプレーが目立ちました。3着のシーズンズギフトも、ルメール騎手の位置取りが効きました。惜しかったのが、6着に敗れたウインマイティー。後方からここまで差してきたのは、唯一この馬だけでした。本番でも、重馬場ならば、この馬を狙っても面白いと思います。

 次は中京のセントウルステークス勝ったダノンスマッシュは横綱相撲。スタート4番手で、理想的なレース運びでした。あとは本番での走りだけ。ビックリは2着のメイショウグロッケで、この馬は年齢とともに、短距離の方が合ってきた感じ。ペースの厳しい短距離GⅠでも、バテない良さを活かせれば面白い存在。出れればの話ではありますが‥。

 最後に中山の京成杯オータムハンデ前残りのスローの展開、勝ったトロワゼトワル、2着のスマイルカナともに、狙い通りのレースが出来ました。後ろから差した馬の中では、ジャンダルムとアルーシャが惜しかった。このコースへの適性の高さを示しました。


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【競馬】 2歳戦回顧!

2020-09-14 06:52:10 | 競馬

 秋競馬が始まり、2歳戦のレベルが格段に上がったので、このコーナーを独立いたしました。

 まず土曜日の2歳戦から。中京1R芝1400mを勝ったドゥラメンテ産駒のグランデフィオーレ。3戦目で本格化、好メンバーを相手に見事な差切り勝ち。速いペースで引っ掛からなかったことが好走の要因でしたので、当面は1400m以下が良いと思います。次は中京2Rダート1400mを勝ったマクフィ産駒のカレンロマチェンコ時計も優秀で、ダート短距離路線では注目株になるでしょう。同じく中京4R芝1600m新馬を勝ったディープインパクト産駒のサトノルーチェ。人気はありませんでしたが、勝ちっぷりは見事であり、同オーナーの期待馬サトノレイナスよりも勝ち方は上。牝馬クラシック路線が楽しみな1頭になりました。そして中京5R芝1400m新馬を勝ったオルフェーヴル産駒のポールネイロン時計も優秀、勝ち方も派手で、この馬もクラシック路線で期待できます。

 土曜日の中山9Rのアスター賞、勝ったドゥラモンドクラシック路線の主役の1頭に名乗りをあげました。2着のハーツクライ産駒イルーシヴパンサーも、直線の長い東京や阪神ならば逆転も可能だと思います。

 日曜日の2歳戦からは、中京2Rダート1800mをレコード勝ちしたジャスタウェイ産駒のレイニーデイ。芝で3戦結果がでませんでしたが、ダートに替わった途端、強烈な強さハーツクライやディープ同様、ジャスタウェイ産駒も芝が当たり前と思い込まない方が良さそうです。


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