夢幻花
2017-03-03 | 本
★夢幻花
著者:東野圭吾
出版社: PHP研究所
ひっくり返りながらの一気読み。
《こんなに時間をかけ、考えた作品は他にない》
と著者自らが語る会心作!(帯のコピーです)
読み終えた直後の感想は、
初めははちょっとごちゃごちゃしてるな。
登場人物の説明に振り回されてしまうが、
その後は、ぐいぐいと引っ張ってくれてとても読みやすかった。
メッセージ性に拘ったところがこの物語の魅力。
3、11以後を相当意識している。
エピローグに東野さんの想いが書いてある。
じっくり考えた作者自らの言葉でしょう。
エンジニア出身者らしい、素直な想いだなと思います。
希望が持てました。