A&K の NOTES

陽はまたのぼり、陽はまたしずむ。あちこち歩き回りながら、スケッチを楽しんでいます。

ローマに消えた男

2022-05-20 | chinema(欧米系映画)

 

コミカルな話ではあるが、
謎の哀愁感が全編に漂っている。
そこがある意味サスペンス風。


★ローマに消えた男
原題:Viva la liberta
監督:ロベルト・アンド
出演:トニ・セルビッロ、バレリオ・マスタンドレア、バレリア・ブルーニ・テデスキ、他
2013/イタリア


「替え玉」物語。
この影武者スタイルは、デフェンスのためによく使う戦法である。
イタリアの左翼政党党首が支持率低下で精神的に参ってしまい失踪。
かっての女が住むパリへ行く。
困った取り巻き連中が奥の手の禁じ手である、
双子の兄弟を探し、代役を務めるという設定。


やがて見つかった一枚の写真が、
兄弟の亀裂の原因を暗示する。
一人の女が、一度に双子の男を愛してしまった過去。
映画では敢えて説明はしない所が大人の映画といったところ。


思いがけず立場が入れ替わる事に依り、
忘れていたかって若き日の夢と情熱。
二人の男は互いに気づき互いに思いやる。
頑固だった二人の感情が柔らかくなって行く。

 

 

トニ・セルビッロのやるせない表情、
バレリア・ブルーニ・テデスキの愁溢れる表情。
魅せてくれました。

 

 

コメント
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