映画を観た。
★キャデラック・レコード 音楽でアメリカを変えた人々の物語
原題:Cadillac Records
監督:ダーネル・マーティン
出演:エイドリアン・ブロディ、ジェフリー・ライト、ビヨンセ・ノウルズ、他
2008/アメリカ
アメリカ、シカゴのチェス・レコードの誕生から幕を閉じるまでの「ブルースと生きた人間たち」ドキュメントです。濃厚なサウンドが心地よく耳に響き、いろいろ登場する歴史的人物群像にはほぼヨダレ垂れ流し状態でした。マディ・ウォーターズのエレキギター、ハーモニカのリトル・ウォルターなど、ボクにとっては伝説人物です。チャック・ベリーの登場でようやくボクの歴史もはじまります。
ローリング・ストーンズがスタジオを訪れるシーンあり。
時代はしだいにロックへと移り変わる頃、「不条理をうたうのがブルースだ」という彼ら強い信念。後半部分はエタ・ジェームスの登場で、俄然、物語は濃厚な世界に突入。エタ役のビヨンセ・ノウルズの「アット・ラスト」にはただ唖然として聞き惚れるだけでした。他の人たちが吹っ飛ぶくらいの際立つ存在感。
ヒット曲を出せば、高級車キャデラックが手に入る。
アメリカの音楽夢物語です。
60年代の熱気を伝えながらも、ノスタルジーな雰囲気がいっぱい。
うっとりした時間を過ごさせて頂きました。