●京都文化博物館です。
●東京駅です。
比較してわかりやすいように建物の夜景を載せました。
京都は照明はかなり節制していますが、
二つの建物デザインはよく似ているでしょう。
どちらも辰野金吾の設計で、辰野式と呼ばれる赤煉瓦に白帯のスタイル。
華やかな装飾デザインです。
この辰野式と呼ばれる赤煉瓦に白帯スタイルは、
日本の《なまこ壁》がヒントになっているとテレビの東京駅修復ドキュメントでみた事がある。
なるほど。
この工法は、大事な物を守る倉作りに適しているとか。
銀行向きですね。
駅舎向きですね。
好きですね。
安心感があります。
中に入ると、細かい工夫や楽しいデザインに和みます。
洒落っ気があるといいましょか。
京都には、辰野さんデザイン建築は他にもあります。
まとめてみますと、
日本銀行京都支店:1906年/現・京都文化博物館別館)
第一銀行京都支店:1906年/現・みずほ銀行京都中央支店/レプリカ再建)
日本生命京都支店:1914年/現・日本生命京都三条ビル)
山口銀行京都支店:1916年/かって北国銀行でした。今は?
四つの建物に僕はよく出入りするんです。
●京都文化博物館別館の中は
柱が見事だなぁと、妙なところに視点が行きました。
法隆寺回廊の柱みたいに、エンタシスに見えるんです。
●中庭から見ると。
京都散策に一休みするにはちょうどいい。