Nの祝祭日

映画、読書などのメモ

バック・トゥ・ザ・フューチャー

2020-04-11 | chinema(欧米系映画)

 

時間を駆け巡るといえば
この一本。
懐かしの一本。
スピルバーグの傑作。

 

★バック・トゥ・ザ・フューチャー
原題:Back to the Future
監督:ロバート・ゼメキス
製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ
音楽:アラン・シルヴェストリ
キャスト:マイケル・J・フォックス、クリストファー・ロイド、他
1985/アメリカ

 


1985年制作ですから、当時のアメリカ社会事情の一端を観ることができます。また映像からは、日本製品のオンパレードが感じ取れます。当時の日本経済は上り一本調子。トヨタの《ハイラックス》《スープラ》《ターセル》、日産《フィアーレディZ》、ホンダ《シビック》。時計のセイコー、シチズン。そしてこの映画の鍵の一つとなるビデオを撮影したのは、日本ビクターのビデオカメラ。日本経済力強しです。

テンポある展開とノリの良いリズム。
観ていて本気で笑ってしまう軽妙さですが、
いかにもSFらしいネタが随所に織り込まれています。

傑作は、ドクが発明した《次元転移装置》、いわゆる《タイムマシン》で、ドグの愛車DMC-12を改造して製作したもの。このタイムマシンを動かすには、意味不明の1.21ジゴワットの電力エネルギーが必要です。フィクションエネルギーですが、一応《ジゴ》を《ギガ》と変換して考えると、1.21ギガワット分は、ほぼ大型原子力発電所一基分となるそうで。ウッフッフッ・・・・凄い。このマシンの燃料はプルトニウム。ドクがプルトニウムを調達するために騙したリビアの過激派に追いかけまくられ、そして挙句には機関銃で撃たれてしまう。しかし過去の情報操作により、死んだはずが、生き延びる・・・・・
これぞSFの醍醐味。
よくわからん醍醐味。


この話、パート2、パート3と続編あり。
どちらも面白い。


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