★指揮:小林研一郎
ピアノ:河村尚子
京都コンサートホール
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番二短調K.466
ベルリオーズ:幻想交響曲op.14
炎のマエストロ! コバケンの「幻想」
モーツァルトの生誕250年、あちこちで彼の音楽や話をききます。
モーツァルトの弾き手はモテモテ。
座席はいわゆるP席の横で、
指揮者コバケンさんの全てを見ながら、「幻想」に酔いました。
顔の表情、指先、指揮棒の先を凝視しながら、
音楽世界に入ると、
楽団員と同じ心境になってしまいます。
ひとつひとつの楽器の音色が鮮明に粒になって聞こえました。
指揮の途中、何度も、にこりと笑って楽団員に指でOKのサインを送り、
そして、最終まで引っ張り続けます(もちろんですが)。
感激極まる思いが込み上げてきました。
すばらしい「幻想」。