映画を観た。
物語の全ての始まりは
《頭ナデナデ》
女の子でなくても、この感覚はわかります。
これは人の成長にとってとても大事だ!
ハチャメチャな想像力はこんなちょっとした幸せから大きく膨らむ。
原作者有川さんは、そんな一瞬を捉え、物語化する。
物語の人気の秘密は3ポイント。
身につまされる感覚のパラレルワールド、
ベタ甘の恋愛感情、
そして止めのないポジティーブ新感覚。
映画では、特に、《図書隊と良化隊の戦いをどう描くか》興味深いところだったが、
できるだけ血を流さず、陣取り合戦のごとく互いに戦うゲーム戦争を展開し、
原作の世界をさらにパワーアップさせていた。
実写ものは迫力で勝負である。
児玉清さんが写真で登場しているが、彼は有川さんのファンだったようで、
文庫本のラストに掲載された対談の中で、有川本の魅力について、
《有川さんの本を読むと、心が正されるんですよ。人間のあったかさを、感じ直す事ができる》と。
映画もベタベタ甘ではあるが、
心地良いポジティーブな感情を湧き上がらせてくれた。
●図書館戦争
原作:有川 浩
監督:佐藤信介
キャスト:岡田准一:堂上篤
榮倉奈々:笠原郁
田中圭:小牧幹久
福士蒼汰:手塚光
西田尚美:折口マキ
栗山千明:柴崎麻子
石坂浩二:仁科巌
他
2013/日本映画
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