駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

朗読の魅力

2010年03月25日 | 人物、女
 俳優になりたいなどと毛頭も思ったことはなく、否思うまでもなく面接で落とされることは日の目にも明らかなのだが、朗読はやってみたいと思う。 魅力的な声をしているわけではないが、特徴のある声だと言われる。かと言って耳障りとか聞き苦しいわけではないようなので、朗読には使えるだろう。
 現在油の乗った正統の第一人者は渡辺あゆみと伊川東吾あたりだろう。他にもNHKのアナウンサー元アナウンサーにはきちんと朗読のできる人が多い。
 なぜ朗読に魅力を感ずるかと言えば、いろいろな制約の中で、一歩身を引きながら物事をうまく伝える役割と技術に惹かれるからだ。自分が理解していないことは上手く伝えられない。理解した上で人にわかりやすく、心地よく聞かせるには確かな技術が要求される。どうもその辺りにやってみたい魅力を感ずるようだ。
 朗読する人の声だけしか知らないことも多いのだが、渡辺あゆみさんは黒田あゆみの頃から司会聞き手で拝見して、姿かたちも存じ上げている。まあ、彼女の場合は朗読の方が何倍も宜しい。なんというか、映像はこの頃ちょっとならよいのだが、かなり色っぽい。どこか、自分には女性の魅力が・・と微かな自意識が透いて見えてしまう。過ぎたるは及ばざるが如し、余計な感想を彼女に伝えた男がいるらしい。彼女の場合は声だけが宜しい。朗読はあっさりしていないと駄目なのだが、あゆみさんはその点、まさにギリギリのところを上手く踏破してゆく。朗読のプロフェッショナル、今や朗読の女王の雰囲気が漂う。
コメント
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