駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

第三極分類は不適当

2012年12月05日 | 町医者診言

   

 私のような半世紀前の記憶がある人間には、自民 民主 その他第三極と言う捉え方はしっくりしない。民主の失態は民主の自民化に他ならず、自民は生まれ変わっていない。維新も自民よりも右の太陽との合流に依って自民亜流になってしまった。

 自民 民主 維新は同じ穴の狢なのだ。これに対する対立軸として未来 新党大地 社民?、みんな?があると捉える方がわかりやすい。公明共産は固定不動で流れの外に居る。

 地デジテレビや全国紙のマスコミの大部分は柔軟虚心坦懐に物を見ることが出来ず、脳動脈硬化に陥っている。意図していないかも知れないが既得権擁護の視点からあら探し好き嫌いのエモーショナルな報道が多い。何をどうしてどのようにをその人その党の立場を理解しながらできるだけ客観的に報道するのがメディアの仕事のはずだ。価値判断は読者に委ねて欲しい。

 さよならイケメン、こんにちわワルヅラがこれから日本の生き延びる道だと思う。亀井静香、小沢一郎、鈴木宗男、田中康夫・・・、彼等はワルではなくワルにされてきたのではと発想を転換すると見えてくる物がある。彼等が一概に正しいとは言えないかもしれないが、傾聴に値する主張はあるだろう。

コメント
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