阪急阪神ホテルズの食材偽装がばれたら、出るわ出るわ、あちらでもこちらでも、最敬礼の申し訳ありません。出崎社長の辞任はフライングだったのか、飲食提供大手を代表しての引責だったのか、ちょっと意味合いが変わって見えてしまう。
要するに食材偽装は常態だったということのようだ。勿論、97%は嘘を付く方、誤魔化す方が悪いのだが、3%くらいは消費者側にも責任原因があると思う。
消費者には食べて飲んで見破る能力が求められる。十人に三人くらいはこれは違うと見破る舌の力がなければ、騙される阿保という側面が出てくる。
もう一つ、日本人のブランド志向の浅薄さが表出している。ブランドでなければという盲信、ブランドと表示してあればという過信、それが売る側への一種の圧力呼び水になっていた側面もあるだろう。
本当のレディは本物のダイヤか人工ダイヤか、一目で見抜く。でも、口には勿論、表情にも出ない。