今朝起きたら腰が痛かった。重い物を持ったわけでもなく捻ったわけでもない。たたらを踏んで痛くなったこともあったが、きっかけが不明なことも多い。もう十、二三回目になると思う。最初は四十歳くらいの頃だった。それこそ電撃痛で二三日はトイレに這って行った。比較的安静とコルセットで徐々に痛みは和らぎ、三週間くらいでほぼ元に戻った。以来、七八年、三四年と徐々に間隔が狭まり、最近はほぼ毎年ぎっくり腰に襲られる。間隔が狭まったが痛みの強さは軽くなっているので助かる。しかし、この暮れの忙しい時にと泣きたくなる。
これだけ医学が進んだというのにぎっくり腰に整形外科医はMRIを撮って一寸ここがずれてますかねえと曖昧なことしか言わない。内科の風邪と同じで特効薬はなく安静にしていれば良くなりますよとコルセットをくれるくらいのもんだ、ニャロメ。
広瀬新竜王が誕生した。どの報道も羽生失冠が見出しなので、糸脈では広瀬八段をトップの見出しとしたい。はっきり言ってこれはフロックではなく羽生ファンには申し訳ないが今の調子実力が出たのだ。ゆっくりジワリと将棋界も世代交代の歯車が回っている。
ゴーンゴーンと見出しの活字がうるさい。外国から見ると何でゴーンにだけ検察は粘り強いのかと見えるだろう。蛙の王様はこうなると書いてあった。鐘の余韻に耳を澄ますと日本の問題課題が浮き上がってくる。